試験直前期に絶対やってはいけない!不合格確実な勉強法

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以下の3つは、試験直前期に絶対やってはいけません。やると合格が遠のきます。

やってはいけない3つの勉強

①難しい予想問題集

→解けません。直前にそんなのやってもせっかくインプットした知識が混乱するし、自信をなくすだけです。

②新しい参考書・問題集

→類似問題集や参考書を増やしても、本ごとのレイアウトや細かい文章の違いの差が気になってしまうので、記憶効率が悪くなります。

③あまり出題実績がない難しい論点

→それよりも基本論点でできてないところ・曖昧な箇所はないですか?
難解な論点でも、出題割合が高いものは最低限得点できるまでやらざるを得ませんが、出題実績がないもので配点が低いものはどうせほかの人も出来ないので、その問題が合否を左右するってことはまずないです。

情報があふれている時代だからこそ

今の時代はよくも悪くもネット上に情報があふれています。
試験勉強を始めると、よっぽどマイナー資格でもない限りは、イヤでも「○○をしたほうがいい」的な情報は耳に入ってきます。

そうすると、「私の勉強、これだけでいいんだろうか」「これで本当に合格できるんだろうか」と不安になります。

直前期になればなるほど、真面目に勉強している人は神経がピリピリしてきますから、ちょっとしたことで気持ちが不安になり自信が揺らぎ、不安が不安を呼ぶという悪循環になりやすいんですね。

また、一生懸命勉強したはずなのに試験に不合格になってしまうと、「来年はもっと○○をやる!満点とれるまで勉強する!」と問題集やテキストをプラスしたくなるのもまた人情でしょう。

その気持ちは痛いほどわかります。わかる…けど!そういう完璧主義さんには「ちょっと待ったぁ!」と言いたい。

資格スクールの教材も市販の基本書も、よっぽど合格率の低い試験じゃなければ、基本的には合格点をとるには十分な情報量がのっています。

勿論予備校側は今年はここが狙われるという点はわかっているんだけど、予備校としても、どこから出題されても得点ができるように(…と言えば聞こえはいいが、万一ヤマを外したとしても責任が問われないようにとも言うw)、保険に保険を重ねているといえばいいのでしょうか。
ヤマが外れてしまったら、それこそ死活問題にかかわりますからね…(苦笑)

難しい問題を解くよりも、基本・頻出問題を完璧に

いいですか?
殆どの資格試験は「基本問題・過去問頻出問題」を取りこぼさなければ合格できるんです。

新しい問題や難しい問題に積極的に取り組むのと、過去問題集と基本書を繰り返し勉強するのと。
どちらがより多く得点がとれると思いますか?

あなたが受けようとしている試験は、難しい問題や未出問題の配点が高いのですか?
問題集を追加したくなった時は、一度冷静に試験問題や試験制度を調べなおしてみてください。
殆どの場合、手持ちの基本書と問題集でどうにかできるかもしれませんよ?

なので、確実に合格したいのなら、本試験直前期こそ今まで使ってきた基本書と過去問題集を復習しましょう。
不合格になりたいのなら、どんどん新しい問題や難しい問題にチャレンジしましょう。

以上です。

コメント

  1. Suica割 より:

    新しい参考書とか問題集を買うのは、場合によります。
    消防設備士の乙6で、秀和システムの本(内容というより相性)が何か合わなくて、工藤本を直前に買って、一日読み込み、秀和システムの本に戻り、工藤本では薄い実技を中心に押さえるという使い方をしました。
    入門書兼基本書(工藤本)→実技用基本書(秀和システムの本)というやり方です。
    私の場合、変えてプラスになった事があります。
    変えてプラスになるためには条件があります。
    割り切りと使い分けがうまく出来る。
    相性が良い。
    基礎知識のカバーを厚くする。
    問題集の場合で、出題パターンの把握を増やすのが目的
    が無いならば、新しい本を投入するのは止めた方がいいですね。
    あまり出ない要点やコストパフォーマンスが良くない要点を極めるために、直前に本を買うのは、止めるべきです。
    宅建を例にするなら、どうしても本を買わなくては、安心出来ないなら、税金について本を買うより、建ぺい率や容積率、セットバックについて本を買ってその部分だけ読み込みなさいという事です。
    実際、税金のややこしい規定より、建ぺい率などの方が簡単で効率はいいですし。

    • miwa@管理人 miwa@管理人 より:

      >Suica割さん

      むやみやたらと問題集を追加したがる人に対して「ちょっと待って!」と言いたくてこの記事をかいたわけですが、こんなことを書いている私も、実は禁を破って試験直前に新しいテキストや問題集を買ったことは数回あります。
      パソコン検定2級、貸金、知財3級など。

      原則は「テキストと問題集の浮気をしない」「直前期は今まで解いた過去問を復習し、新作問題や難しい問題をむやみやたらに解こうとしない」ということは、できるだけ守ったほうがいいと思いますが、おっしゃるように、参考書や問題集を新しいものに変えたことによりプラスになる場合もありますね。
      変えてプラスになるためには条件がある、というのも同感です。
      どうしても合わない問題集を使い続けるよりは、違う問題集に乗り換えたほうがいいということもありますし。

  2. Suica割 より:

    絶対にプラスになるのは、時間的に遅いのですが、今までより簡単なものにする場合です。
    今までよりレベルが下がっても、基礎知識の穴が埋まるので、マニアックな論点を極めるよりは有効です。

  3. 私もいろいろ参考書に手を出すタイプです。

    先日行われた応用情報技術者試験で、たくさん買ったものの、結局最後まで読破したのは一冊もなく、中には1ページも読まなかったものもあります。

    おかげで中途半端な知識で挑む羽目になりました。

    幸いにも合格しましたが(笑)。

    その半年前に受けた基本情報技術者試験においては、わざわざ午後のプログラミング専門(Java)を買って、読まなかったあげく、本番では表計算を選ぶという、前代未聞の戦術を取りました。

    結局、Excelの知識が頭にあったせいで、問題文の関数の意味が分からず(巻末に説明が載っていることに気づいたのは、試験終了10分前ぐらい)、マクロに至っては手も足も出ませんでした。

    これまた幸いにも合格(ry

    少なくとも、今持ってる参考書を全て理解し、それでもまだ他のに手を出す余裕があって、抜けを無くしたいときぐらいでなければ、新しいものには手を出さない方がいいってことですね。

    • miwa@管理人 miwa@管理人 より:

      >名も無き資格への挑戦者さん

      あら、いろいろ参考書に手を出すタイプでしたかw
      でもFEもAPも結果的には合格できたならそれはそれでラッキーでしたねとしか言えないです(汗)

      試験まで時間的な余裕があるなら数冊買って読み比べてみるとか、1冊を完璧にやったうえでもう1冊追加してみる、というのもいいのかもしれませんが、直前期にわざわざ新しい本を追加するのはちょっとリスキーかなと思うわけです。

      言いたいことは、「まずは手持ちの参考書と問題集をキッチリ固めましょう」ということです。
      3冊同じタイプの問題集をやるよりも、1冊の問題集を3周したほうが、より理解が深まり得点力につながります。

      • >あら、いろいろ参考書に手を出すタイプでしたか

        はい、実はそうなんですw。

        何というか、参考書が沢山あると、それだけで勉強した気になれます(爆)。

        あれこれ手を出さず、1冊をすり切れるまで使った方がよいと思いますけどね。

        合格できたのは、「買っただけで読まなかったから」かも知れませんし(笑)。

      • miwa@管理人 miwa@管理人 より:

        >名も無き資格への挑戦者さん

        なるほど。視覚的効果なんですね(笑)
        私は1冊を擦り切れるまで使い込むタイプなので、試験会場で他の受験生を見ると、その人が持っているテキストの使い込み度合いをついついチェックしてしまいますw

  4. 超セク氏 より:

    参考になります。
    危険物乙12356の時は、何か急に「不安症候群」に襲われて、色々な問題集に手を出してしまったけど、結果的に、最初に手にした参考書が一番インプットできた気がします。
    土壇場で新しい、しかもマニアックな問題を解いても、焦りを増長させるだけのような気がしたし・・・

    miwaさんもブログ村デビューされたんですね。
    記念にボタンポチさせていただきます♪

    • miwa@管理人 miwa@管理人 より:

      >超セク氏さん
      危険物に限らず、直前期は使い慣れた問題集・テキストで、キッチリ基礎を固めていくのが一番いいですよ。
      むやみやたらに難しい問題を解いても、すぐに解けるようになるわけじゃないですし…。

      ブログ村への参加、気づきましたか(笑)さっそくのポチありがとうございます。
      自分のブログへの流入経路をふやすべく、ブログ村に再参加することにしました。
      数はそれほど増えないかもしれないけど、wordpressには無料ブログにあるブログ記事検索機能やブログランキング機能がないので、その代わりになればいいかな~とw

  5. Suica割 より:

    不安症候群にかかって本を買った時の対策は、原則、買った本でいいと思い、買おうと思う理由になったところしか読まない事です。
    ある要点を押さえるために馬鹿高い本を買ったと割り切らないと時間が足りなくなります。

  6. べし より:

    どのテキストが一番良いか、いつも悩みますね。火薬類取扱者でいうところの「香川本」

    • miwa@管理人 miwa@管理人 より:

      >べしさん

      香川本のように、明らかにわかりやすい本が一つだけ突出していれば選ぶのが楽なんですけどね…

  7. Suica割 より:

    直前期に買い込んだ新しい問題集は解かずに読む。
    内容を覚えるだけなら、よほど難解で無い限り、自信は無くしません。
    ああ、こんな考えもあるか程度で覚えます。
    解くからダメなんです。

    • miwa@管理人 miwa@管理人 より:

      >Suica割さん

      なるほど。
      そのようにきちんと分けて考えられるのならいいんですけど、試験の直前期に焦って新しい問題集を買ってしまう人の多くは、まずそんなメンタリティではないでしょう(苦笑)

  8. 受験生A より:

    エックス線を受験してきました。
    徹底研究、講習会テキストをもっていたのですが、徹底研究に絞って勉強しました。
    絞ることによって、思い出すことが容易になり、最後まで勉強することができました。
    ありがとうございます。
    試験後に、他市販本や講習会テキストを見てみましたが、
    同じ内容のはずなのにとっつきにくいです。
    きっと絞らなかったら、挫折していただろうと思います。
    ありがとうございました。

    • miwa@管理人 miwa@管理人 より:

      >受験生Aさん

      エックス線試験、お疲れ様でした。
      結果が出るのが楽しみですね!

      そうなんですよね、複数の本を使うと、レイアウトの違いとか言い回しの違いが気になってしまい、うまく思い出せなくなってしまうのは良くある話です。
      1冊をマスターした後に、もう一冊問題集をやるのはアリかもしれないけど、むやみやたらに2~3冊買うのは絶対に得策ではないと思います。

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