7/28に、サーティファイのEXCEL表計算処理技能認定試験1級を受験しました。
久しぶりの資格・検定試験の受験である。
そういえば私、サーティファイ系の検定試験を受験したのは今回が初めてです。
試験の存在自体は知ってたけど、なかなか受けに行く機会がなくてずっと先延ばしになっていました。
この試験はCBTなので、具体的にどういう問題が出たかは言えませんが、購入できる問題集や試験範囲として公表されてる範囲内で、問題集と実際の試験との難易度差について書いてみたいと思います。
この試験は1級〜3級まであり、成果物を作成して提出する試験なので、MOSよりも日商PC・パソコン検定に近いと思いました。
1級試験の内容は、知識問題15問(15分)と実技90分。
実技は、EXCELファイル内のデータや表に関数を挿入する、書式の設定、条件付き書式の設定、入力規則の設定、テーブルの作成、画像加工、マクロ登録、ピボットテーブルの作成、グラフの作成、ソルバー(あるいはデータテーブル)の操作を行います。
日商PC1級は受験したことがないのでわかりませんが、自分が受験したことがある範囲でいえば、MOS expertや日商PC2級、パソコン検定2級よりも難しかったです。
もちろん、問題集の練習問題と模擬問題が一通りスムーズに操作できれば合格点は取れるけど、普段からある程度EXCELでピボットテーブル、関数、グラフ作成に慣れていないと、問題集に載ってないパターンの問題に対応するのが結構大変かもしれない…と思いました。
ウィネットで購入できるEXCEL2021クイックマスターは2〜3級レベルならば問題なく対応できそうだけど、1級で出題されるであろう関数を網羅してるわけでもなかったし。もちろん試験対策用の問題集は必要だし、それさえやっておけば何とかなるけど、参考書は市販のexcel本が1~2冊ある方が心強いかもしれない。
そんなわけで本試験では問題集の模擬問題・練習問題で扱ったことがない関数が出たため、一旦その問題は飛ばして、余った時間で関数ダイアログボックスをいじって、何とか計算式を埋めるハメにw
またグラフの作成問題も、実務でも問題集でも、「このタイプのグラフは作ったことがないんですけど」というパターンのグラフが出てきたし。
ただそれは普段からグラフ作成の機能を扱っていれば、問題文の指示通りに操作すれば対応できたので良かったです。
(おそらく、グラフ作成ウィザードが使いこなせるかどうかがポイントなのだと思われる)
ところで、EXCELはデフォルトではソルバー機能は表示されていません。
アドインで追加しないと使えない。
また、マクロを登録したり、VBEを編集するためも「開発」タブも、デフォルトでは表示されていないんですよね。
今回テストセンターで使用したPCでは、開発タブはデフォルトで表示されていましたが、ソルバーはリボンタブのどこを探しても見当たらなかったため、アドインで追加する作業が必要でした。
(このあたりはテストセンターのPCによって設定が違うのか、それともアドインの追加が出来ることも試験範囲の一部なのかはわかりません。)
そんなわけで、模擬問題の実技は大体45分くらいで一通りできていたのが、本番では70分近くかかってしまいました。
試験の結果は約2週間後、メールで連絡があるとのこと。
MOSや日商PCのように、即日採点ではないようです。
2週間待ちかぁと思っていたら…7月31日の夜に結果通知のメールが来ました(早)w
結果は無事合格!
ただ満点ではありませんでした(残念)
合格点は知識と実技を合わせて70%以上のところ、私の総得点は86%でした。
知識問題で86%ということは2ミスか。
実技は何をどう間違えたかはわからないけど、とりあえずは受かってて良かったです。
不正解扱いになったのは問題文の指示で「これこの通りに操作したら表示おかしくならない?」と引っかかったところでしょうかね。単に私が読み違えただけもしれないけどなw
サーティファイ系の試験は初めてゆえに操作や受験手順に戸惑うところもありましたが、ほかにも面白そうな試験はいくつかありましたので、また何か受けてみたいと思う。
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