資格昔話も第3話(はっ!気づいたらシリーズものになってる!)目ですね。
次は中学2年生のときに受験した、英検3級の話です。
1993年6月 不合格A
本来ならば、中1の秋に3級を受験する予定だったのですが、残念なことに英語塾での学習進度が当初の予定よりも遅くなってしまい、中2の6月になってしまいました。
※当時は、1月の準会場で受験できたのが4級と5級のみで、3級以上は多分公開会場に行かないといけなかったと思う。
なのに…中2の6月でうけた英検3級1次試験落ちちゃったorz
不合格Aですってよ(泣)
↑ていうかなんで私はこのときの不合格通知を持っているんだ(爆)
初めての不合格でかなりショックです。゚(゚´Д`゚)゚。
先生からは「中2の6月なんだから、3級を受験するだけでも大変なことだよ。でもあと2点で合格なんだから次は合格できるよ」と慰められてしまいました。
うーん…私としては当日の感触では受かったと思ったんだけどなー…でもこのときの試験が不合格だったことは事実ですから泣いてもしかたありません。
1993年10月 一次試験突破…次は面接ですが
もう一度勉強をやりなおし、次(10月)に行われた3級1次試験は無事合格しました。
ヨカッタヨカッタ。
さて、知っている人も多いと思いますが、英検は3級から2次試験(5分程度の英語の面接)があります。
2次試験の試験会場は、準会場である中学校ではなく、公開会場です。
試験日も土曜日ではなく、日曜日です。
2次試験の会場は、「M高校」と書いてありました。
でも、そこの学校まで、交通機関を使って行くとなると
…①JR駅まで自宅から徒歩20分→②1時間30分バスまたはJRに乗る(片道運賃は約1,400円)→③乗り換え待ち(20~30分)→④JR(またはバス)乗り換え片道約30分→⑤会場まで徒歩5分
最低でも片道で3時間弱です。
でもこれはあくまで純粋に歩く時間と乗り換えと乗車時間を足しただけの数字です。何が不便かというと、時間よりも②のバスとJRの便数が、両方合わせても、1時間に1本しかないということ。
受験票に指定された、集合時間13:00に間に合うよう逆算すると、昼1時の集合時間に間に合わせるためには、遅くても朝9時には家を出発しなければいけません。
というわけで、わざわざ交通機関を駆使するのは合理的ではないし、車だったら1時間半くらいで行けるので、その日は父がゴルフの練習に行くついでに車で会場まで送ってくれることになりました。
あぁーもうどんだけ田舎やねん、って感じです。ちきしょーなんで親父は札幌からこんな田舎に転勤になったんだよバーローと毒づきたくなりました(爆)←よい子は車を出してくれる人にそんな文句を言ってはいけません(笑)
たかが5分の面接、されど5分の面接
試験日は、面接試験ということなので、面接官の心象が悪くならないように中学校の制服を着ていくことにしました。休日なのに制服って少し憂鬱だなと思いつつも、まぁ中学生だったら制服が無難かなと。。
あと、4級と5級のときは写真不要だったのですが、2次試験の受験票には証明写真を貼る必要がありますね。
今だったら駅の近くにあるスピード写真やデジカメですぐに撮影できるんですが、当時はそんな便利な機械は身近になく…母からお金をもらって写真館で証明写真を撮りにいきましたよ。
め…面倒くさっ!
運転手の父よ、しっかりしてくれ…
平成5年11月28日日曜日。3級2次試験の日がやってきました。
遠出をするので、母と弟も車に便乗し、一緒に家を出ることに。
途中で母と弟を某駅前のイトーヨーカドーで降ろし、私と父はその先にある試験会場に向かいました。
父は私が試験の間は、ゴルフ練習場で練習をしにいき、試験が終わりそうな時間になったらまた迎えに行くからね~(^^)と言ってくれました。
父が、「miwa、試験会場についたよ」というので、車を降りようとしたその瞬間…どうみてもこれからそこで試験が行われそうな雰囲気じゃなかったんです。
「ん?あれ?なんかおかしいぞ?」と思って校門をみたら、そこは「S高校」でした(爆死)
パーーパ!ここM高校じゃないよ!S高校だよ!!
「ちょっとお父さん!ここじゃないよ!も~~しっかりしてよ~~!」
「アハハ、ごめんごめん。間違っちゃった」
気を取り直して、S高校からさらに15分くらい車で走ったところに、試験会場のM高校がありました。
今度は間違いありません。玄関には英検の案内も出ていましたよ(笑)
今思い出してもすごい冷や汗もの
それにしても、車を降りる瞬間に気づいてよかったですよ…。
今みたいに一人一台携帯電話を持っている時代じゃないですから、会場間違いに気づくのがあと10秒遅れていたら、私は寒空の下1人S高校の前に取り残されるところでした。
もし、もしもだよ。ここで1人違う場所で取り残されてしまったら…私は一体どうすればよいのでしょうか。
タクシーで会場に向かおうにも所持金は数百円しか持っていなかったし、バスやJRで会場に向かおうとしても、その日は日曜日。休日ダイヤでバスもJRも1時間に1本も走っていません。
つまり絶対に集合時間には間に合わないということです。
もっとも、お金も連絡手段も交通機関もないときは、最悪の場合はヒッチハイクで会場まで連れて行ってもらうか、タクシーに事情を話して代金後払い(できるのか?)という方法もないわけではないですが(爆)、とてもそんな勇気はありません…。
試験会場でもないところで、父がゴルフを終えるのをひたすら待ちわびている状況なんて、想像するだけで本当に恐ろしいというか、いろんな意味で寒いです((( ゚д゚;)))
外は北海道の11月下旬晩秋の寒空。父を待つ間に身も心も親子関係も冷え切ること間違いなしでしょう。
さてさて、2次試験会場に入ったら受付をし、自分の番が来るまで控室で待っていました。
3級の面接試験は5分くらいで、試験監督は優しそうな初老の女性でした。
英語での自己紹介も、リーディングも質疑応答もそれなりに無難に答えられたかなと思います。
試験が終わってからは、同じ中学校の人と会ったので、30分くらい試験会場の玄関で世間話をしていたら、父が迎えにきてくれました。
とりあえず無事に面接が終わってよかったです。
その後は母と弟がいるイトーヨーカドーに向かい、母と弟と合流してレストランでご飯を食べて帰りました。
無事、合格!
冬休みが明け、中学校の掲示板に英検合格者リストが張り出されていたので見に行くと、3級合格者のところに自分の名前があり、ホッとしました。
合格証書は学校でもらいました。
4・5級のときからデザインが変わり、サイズも若干大きくなりました。
やっぱり東京は恵まれてるよな
英検3級の2次試験で不合格になる人はそれほど多くはないと思うんですけど、会場を間違えて危うく受験すらできなくなるところだったので本当に冷や汗をかきました
英検3級の面接の時のことを思うと、今は都内の試験会場ならたいていは自宅から1時間以内で交通機関を使って数百円で行けるし、試験によっては神奈川・千葉・埼玉会場にも足を運べる(もっとも、わざわざ他府県で受験するとしたら毒物劇物、危険物、消防設備士くらいだろうけど…)ので、本当に恵まれた環境でありがたいなと思っています。
資格マニアをやるためには、環境がとても大事です(←結論はそこかい)
次は英検準2級編…ってそんなにネタらしいネタあったかなぁ?
とりあえず書いてみますが、面白くなかったらボツにします
コメント
今晩は。
英検に限らず、試験会場を間違えた、
あるいは、間違えそうになったという話は
よく聞きますが、
このような状況は想像すらしていませんでした。
札幌では、札幌国際大学あたりが
英検の会場になっている模様です。
>資格マニアをやるためには、環境がとても大事です(←結論はそこかい)
いや、資格マニアでなくても環境は大切です(笑)
特に英検と一部の商工会議所主催の試験は、どこに飛ばされるか分からない、って話ですから。
>MTさん
自分が間違えたならただのドジですが、父が間違えたために試験が受けられないなんてことになったら、反抗期まっさかりの私はグレていたかもしれませんね(苦笑)
…でもうちの父は、英検2次試験の時のことがあったにも関わらず、塾の冬季講習会でも同じようなミスをやらかしてましたw
私をお迎えにきた父は、講習会が終わる時間が2・30分待っても私がビル(農協連ビル)から出て来ない、それどころか他の生徒も出てくる気配がないのでおかしいな~と思って車を出たら、違うビル(信金ビル)だったので、慌てて車に戻って私の待つビルにやってきてくれましたよ。
頼むよ父ちゃんしっかりしてくれ…と思った中2の冬でした。