kindleで、こんな本を買いました。
わたなべぽん「ダメな自分を認めたら 部屋がキレイになりました(KADOKAWA / メディアファクトリー)」というコミックエッセイです。
自分も、昨年の引越しをきっかけに、家にあった大量の本を売り払ったり、不用品を大量に処分したこともあってか、共感できるところがいくつかったので、紹介したいと思います。
(ケーキについてきた、プラスチックのフォーク)こういうの取っておくと何かの時に便利なんだよね~
わ~よくみるとこのケーキカップ何かに使えそう
このリボンも捨てるのもったいないな~(P11)
→確かにwwwこういう附属品を溜めこむ人の部屋は汚いことが多い(笑)
「来客用のティーセット…これがあればホームパーティーもOKねなんて思って買ったけど結局これもほとんど使ってないんだよね…」
「うっそれを言ったら あの鍋やミキサーセットも、この大量のレシピ本も…何年もロクにつかってない…」
「待てよ…何年も使ってないってことは…もう何年もホームパーティーなんてぜんぜんできてないし 道具もレシピ本もあるのに さっぱり料理の腕なんて上達してないってことだよね」
「わ…私って何年も進歩してなかったんだ…」
道具を買い集めただけでで実行したつもりになっていたけど本当は何もやってなかった私
そんな自分のダメな部分に気が付いた時…”持ってるだけで安心するもの”であふれ返っているこの部屋は まるでダメな自分を守るための鎧のように思えたのでした(P28~29)
このお鍋なんて1万2千円もしたし このレシピ本なんてシリーズセットで1万5千円した…うう~買った値段思い出すともったいなくて捨てられないっ!!
-それに捨てちゃったら ”なりたい自分”もあきらめることになっちゃう気がするし…
-って 夢はあきらめたくないのに ものだけ買って努力しないなんて ムジュンしてるよねあれ?なんだかそれって
「デキる自分になりたくて道具や本を買ってたというより、自分の欠点を忘れるためにものを買ってるみたいじゃない?」(道具だって買ったし私だって努力してないわけじゃないんだぞ)
「そういえば何か新しいことを始めようと思って道具や本を買うときって自分に自信がなくてヘコんでいた時が多かったかも」そんな気分をまぎらわせるために買い物をして…一時的にデキる自分になったつもり→気がまぎれたのでどーでもよくなる→結局何も進歩してないのでその内またヘコむ→気分をまぎらわせるためにまた買ってしまう
「この繰り返しで似たようなものばっか買ってたのかも!!」
「そしてものさえあれば いつでも”デキる自分”になれる気でいるから ものが増え続けても捨てられなかったんだ」”使うかどうか分からないけど 持っているだけで安心するもの”
-それは 自分の欠点や自信のなさをカモフラージュするために うっかり買ってしまった不用品なのかもしれない
(P35)
作者はレシピ本や英会話本、ダイエットなどを例にあげていたけれど、資格試験の本や通信講座も、一時的に「デキる自分」を錯覚しちゃう危険なアイテムなのではないかと思います。
特に、受験者の多いメジャーな資格であればあるほど、書店で数種類いろんな本を売っていることが余計にタチが悪いというか…。
TOEIC、宅建、行政書士とかね。
「テキスト買ったってことは一歩進んだってことだしね」と自分に言い聞かせて本を買うコマがあるんだけど、資格マニアから言わせるとそこで安心しちゃダメだ!!これは落とし穴だ!
テキストを買うのは第一歩じゃない!実際に本試験を受けに行くことこそが第一歩だよ!資格本を買ったことで安心・満足しちゃう人に限って、試験を申し込む前に3日坊主で挫折する人が多いから気をつけろ!って言いたい(笑)
まぁ資格取得・収集という行為を趣味にしていること自体、「自分に対する自信のなさ」「欠点を隠したい」という心理の現れといえばそうかもしれませんけどね。
ただ、一つの資格に対して、似たような本をやたらと買い揃えたり、数年前のテキスト類を全部ため込むとか、「いつか受ける」と言い訳しながら予定のない資格本をブックオフで買い込むといった行為はしないようにしたいですね。
それをやっちゃうとマジで汚部屋まっしぐらだし、受かる試験も受かんなくなりますから(汗)
ページ数は100ページ少々とやや少な目ですが、サクッと読めるので、読み終わるころには「自分も…ちょっと片付けようかな」というスイッチが入った感じになります(笑)
あと、「モノを捨てる」ことができないくせに、モノを買い続けるからこそ、モノが収納から溢れて汚部屋化するんだと思います。
なので部屋にあるモノを捨てる前に、「どうしてモノが捨てられないのか?」と自分自身の内側にある、欲求不満やコンプレックスを振り返ることが大事なんじゃないかなと思いました。
そこをクリアしないと、「高かったから捨てるのが勿体ない」などと言い訳してしまって頓挫するか、一時的に部屋が綺麗になっても結局またモノが溢れてしまうのかなと。
本当にデキる自分になりたければ、モノを買って満足して終わるのではなく、買ったモノを使いこなす…実際に行動を積み重ねていくしかないってことですね。
コメント
miwaさん、こんばんは。三回目の投稿です。今回のブログ、ごもっともです。メリハリつけないと溜まる一方ですね。そういう自分も3月付けで人事異動となり、福島いわきから香川県観音寺市に異動となります。明日から引き継ぎ、3月半ばで引っ越しです。昨日まで休日ゴミとの格闘でした。新居ではブログ内容実践したいです。
>charu-oniさん
福島いわきから香川県観音寺市!ずいぶんと長距離の異動なんですね。
東北と四国では新しい生活に慣れるのも時間がかかるかもしれませんが、体には気をつけてくださいね。
こんばんわ。自分の部屋もほっとくと散らかりがちなので、定期的に掃除をするよう心掛けています。ですが、今朝嫁に「部屋が加齢臭臭い」と言われショックでした(´Д` )まだ20代なんですけどね(ーー;)
先日、年金アドバイザー3級を受験してきました。自己採点の結果、合格できそうです。次はFP2級に向けて頑張りたいと思います。そしてできれば続けて1級にも挑戦したいと思います!
かーくんさん
加齢臭臭い!!
それは衝撃っていうか、嫁さんに言われるとショックですね(;つД`)
てかまだ20代だったのかヽ(・∀・)ノ
年金アドバイザーお疲れさまです。
合格してそうでよかったですね。この調子でfp2級も社労士もいっちゃいましょ
み、みわ先輩こんばんわいんです。
私は、受かった試験のテキストが捨てられなくて、狭い部屋がますますせまくなってます。
捨てられないのは、自分はこういう内容の試験に受かったんだということを残したいという気持ちと、今後類似の試験を受ける時に役に立つんじゃないかと思っているからです。
私は、受かった試験の類似の試験を受けて数を稼ぐタイプなんで、残してるテキストがよく役に立ってます。
でも、部屋がやばいので、棄てる勇気がほしいです。
日曜日は経営支援アドバイザーの試験でした。記述タイプは疲れますね。3時間、ぶっとうしで集中してました。
選択問題は、25問中21問正解でした。記述は計算は損益分岐点やDCFやキャッシュフローなど比較的解きやすいのがおおかったのですが、日本語の記述は無理矢理うめたって感じです。
結果が4月の後半なので、長いです。。。モヤモヤモードです。
次は22日の品質管理検定3級です。2級は難しそうなので、やめました(笑)。
みわ先輩は世界遺産検定がんばってくださいね。
さようなら!!
>わたるさん
テキスト類とかは記念に取っておきたいというのはなんかわかりますけど、本ってかなりスペースを圧迫するんですよね(汗)
そうなると部屋の掃除がやりにくくなるし、他の本とか在庫類がわかりにくくなるのが嫌なので、思い切って処分しました。
使う予定がハッキリと決まっている本はとっておきますが、そうじゃない本は売るか捨てるのどっちかかなぁ。
全部を捨てろとは言わないけど、問題集かテキストのどちらかだけは取っておく、でもかなりスペースはすっきりしそうですけどね。
経営支援AD2級お疲れさまです。
4択問題が20問以上取れてそうなら、受かってるんじゃないですかね。
(私は昨年そこを取りこぼしてしまったのが不合格の原因だったので)
管理人miwa様;
いつもブログを拝見させていただいています。
2015年3月8日のわたしのブログの記事の中で、30’s資格論のブログについて若干言及させていただきました。
ご了承いただけましたら幸いです。
>総合ビル管理会社の社員さん
消防設備士乙6、合格おめでとうございます。
言及の件、わざわざご連絡ありがとうございます。全然OKですよ(笑)
参考程度のはずの「ろか網」が出たんですね…。