日商簿記1級独学勉強法:模擬試験の優先順位と活用法

自分としては、日商簿記1級の模擬試験を受けるのであれば、各資格スクールが実施している模擬試験を会場で受験するのがいいと思います。

会場で公開模擬試験を受けることで、緊張感の中で解答を作成する練習、問題を解く順番や1問あたりにかける時間配分などの練習になりますし、他人に客観的に採点してもらえる模擬試験は受験する価値があると思います。

自分は結局、模擬試験の受験はしませんでしたが、会場で受けられる模擬試験は1回くらい受けてみればよかったかな~と思っています。

一方で、書店で売っている「模擬試験問題集」は必ずしも必須ではないかも?とも思っています。

もちろん、模擬試験問題集も、きちんと活用できれば有益な教材ではあるし、1冊くらいはやっておいても損はしないと思いますが、やっぱり過去問題集に比べると、「模擬試験問題集」はどうしても優先順位が1ランク落ちるというのが、私の実感です。

というのは、現代の日商簿記1級試験は、過去問題集をはじめ、1級合格に足りるだけの演習用教材は簡単に手に入れられるからです。

これがもし、試験問題の持ち帰れない試験だったり、試験の歴史が浅くて過去問データの蓄積が少ない試験であれば、模擬試験問題集も絶対にやったほうがいいです。

だけど日商簿記1級の場合、大型書店or通販で、出題範囲に沿ったテキストと問題集、過去14回(概ね7年)分の問題を収録した過去問題集(TAC)と、分野別に編集された過去問題集(ネットスクール)が買えます。

さらにamazonのマーケットプレイスなどを利用すれば、5~10年以上前の古い過去問題集も手に入れられます。

なので、「過去20回~30回(10~15年分)の問題は割と簡単に手に入れられる」ということ。
手持ちのテキスト・練習用問題集・仕訳集なども含めると、問題の演習量は十分すぎるくらい確保できているはず。

現状でこれだけ有益な教材・演習問題の類が手にいられるということを考慮すると、そこにわざわざ「模擬試験問題集」を買い足す必要性はあまり高くないんじゃないかな?と思うのです。

勿論、過去問がきちんと解けるようになったら、プラスαで模試を解くのはありですが、全問解けるようになるまで繰り返し勉強しなければいけない教材、とまではいえないと思います。

過去問をマスターする。
苦手な論点はテキストや問題集で再度基礎知識を固める。
ここまで勉強を進めるだけでも、300~400時間くらいの時間が必要です。

なので、過去問題集で解けない問題があるうちは、下手に模擬試験問題集にまで手を広げるのではなく、まずは手持ちの1級テキスト・練習用問題集・過去問題集でもって、まだ解けない問題や苦手に感じている論点を一つでも多く潰していくほうが、合格に近づけるでしょう。

ただ、各予備校が出題のヤマを張ってくれている予想問題集、ということを考慮すると、「試験直前期にどこを重点的に復習したらよいか?」というヒントになります。

全部を復習するのは時間的に厳しい時に、その模擬試験問題集で出題されている論点を、テキストと過去問からピックアップして重点的に復習する…という使い方であれば、有効だと思います。

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参考:テキスト・問題集・スクール講座へのリンク
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