ビジネス文書検定1級対策〜過去問は10〜15回分ゲットしよう!

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ビジネス文書検定1級の合格率は20〜40%、回によって差があります。
ビジネス系検定

3級が80%、2級が約60%程度なので、合格率だけ聞くと1級は結構難しい、ハードルが高いと感じる人が多いかもしれません。
確かに学生さんにとっては少し難しく感じるかもですが、社会人経験が数年以上あれば、初見でも4〜6割は解けるんじゃないかなと思います。

ですがこの試験は、毎回似たようなパターンの問題がよく出題されます。合格基準点は3分野(表記、表現、実務)とも60%以上の得点です。
なので過去10〜15回分の出題と回答をマスターすれば、必ず合格点はとれます。ここすごく重要!

私は最新版の過去問題集(5回分収録)の他、Amazonで中古本を2冊買いました。(国会図書館でコピーしてもらうよりはその方が安上がりだった)
ビジネス文書検定実問題集1・2級(第66回~第71回)
ビジネス文書検定実問題集1・2級(第59回~第63回)
ビジネス文書検定実問題集1・2級(第55回~第59回)

ただこのうち一回は問題が被ってたので、トータルで14回分の問題を練習したことになります。

1級の合格率が低いのは、当然2級よりも難しい部分もあるけど、手書きで書き込む量が結構多いのが原因でしょう。
スムーズに解けたとしても、すべての解答を埋めるのにおおよそ80〜90分かかる(私の場合)ため、機械的に答案を埋められるであろう問題で思考力を費やしてしまうと、物理的に時間が足りなくなるんですよね。

ビジネス文書という性格上、ある程度は決まりきった言い回しや用語も少なくないわけですから、問題をみたら瞬間的かつ機械的に解答を埋められる問題を一つでも増やしておくのが攻略のコツです。

この過去問題集を10〜15回分やればいいというものの、あいにく過去問題集には解説がついてないんですよね。別冊の解答には解答例がかいてあるだけ。

なので解説に該当する部分は1・2級受験ガイドの該当ページを参考に、知識を補充してやる必要があります。


一部、3級の受験ガイドを参照するような箇所もあるんですが、3級のガイドはなくても大丈夫でした。
もし実際にガイドを読んでみて、説明が足りないと感じたら、3級の本も買えばいいと思います。

時候の挨拶や郵便(レターパックや書留、ゆうパック)などの知識問題は知らないと答えようがないので、そこは暗記です。知っていれば瞬殺できますし。

この試験は記述式なんですが、問題のすべてを「書く」練習をするとしたら、かなり時間がかかってしまいます。
多分一回分につき、90分はかかると思います。

なので私は別冊の解答と問題用紙を交互に見比べて、黙読と音読でインプットとアウトプットをしました。

とはいえ全く書く練習をしないのも不安なので、過去問5回分程度は、解答例を一通り書き写してみました。
それにくわえて、
・拝啓 ○○の候、貴社ますますご発展のこととお喜び申し上げます。
・拝啓 ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
・拝啓 時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
・平素は格別のご愛顧を賜り誠にありがとうございます。
・平素は当社製品をご愛用いただき、誠にありがとうございます。
・定時株主総会において、下記の通り報告および決議がされましたので、ご通知申し上げます。
・ご多用の中誠に恐れ入りますが、ご光臨の栄を賜りたくご案内申し上げます。
・まずは、取りあえず書面をもって御礼申し上げます。
・まずは、略儀ながら書中をもってご案内申し上げます。
・まずは、御礼かたがたご案内申し上げます。
などの文章は、スラスラ書けるように過去問からピックアップして繰り返し書く練習をしました。
解答例の全文を書くと時間がかかるので、典型的なところだけピックアップする、ということです。

何故かというと、普段はコピペで使い回してるような定形文は、何もないところから自分で書いてと言われると意外とスッと出てこないから。だけどⅢ実務技能の問題では、「取引先への時候の挨拶と日頃の御礼を述べる」「手紙で礼とあいさつをする旨の末文」「株主への挨拶を述べる」のように指示されます。

今回は出題されませんでしたが、文章校正も、校正記号や校正のルールを覚えるべく、過去問のページをコピーし、赤ペンで回答を書き込んで練習しました。

最後になりますが、この試験は過去問10〜15回分のパターンを練習したら必ず合格点が取れます。大事なことなので二回言いました。

ただ、単純に過去問題を解くだけだと、書く分量が多いうえに解説もないため、目や口でインプットするとか、重要なところをピックアップして練習する、受験ガイドで知識を補充するなどの一工夫が必要ということです。

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