資格試験で証明写真が必要な場合、大抵は3×4、2.4×3、4×5といった標準的なサイズの写真が要求されます。
このようなサイズの写真だったら、駅前などにあるスピード写真機で撮影できますから、大した話じゃありません。
ところが、ごくたまに2.5×2.5、3.6×2.4といった中途半端なサイズの写真を求められることがあります。
当然そんなサイズの証明写真は、証明写真撮影機やコンビニのプリントサービスも対応していません。
そんなときは、一つ上のサイズの写真を、顔が小さめになるように設定して撮影し、余白を切って提出しています。
でも、スピード写真機に対応していないサイズの写真でも、標準サイズの枠内に収まっているならまだマシです。
中には、縦8×横6センチや、7.5×11の手札サイズの写真を要求する資格もあるのです。
(一部都道府県の採石業務管理者試験、一昔前の海事代理士試験など)
大は小を兼ねるとはよく言ったもので、小さいサイズの写真が必要ならば、1サイズ上の写真の余白をカットすればどうにかしのげますが、大きいものはどうにもなりません(苦笑)
実際問題、駅前にあるスピード写真機は、マックスでもタテ7×ヨコ5サイズまでしか撮れないのですが、8×6サイズの証明写真が必要な試験の場合、皆さんどうしているんでしょうか。
写真館で撮ってもらっているのでしょうか。
いずれにせよ、どういう理由があってこんな半端なサイズorパスポートの申請(縦4.5×横3.5)よりも大きな写真が必要なのか、このサイズじゃなきゃいけない理由は何なのかが、自分としてはものすごく不思議に思うのでした。
でもまぁ海事代理士にしろ、採石・砂利にしろ、受験者の少ないマイナーな試験だから、困っている人はほとんどいないのかなー。
コメント
いつも楽しく拝見しております!
中途半端なサイズのものでしたら
ピクチャンというのを使ってみるのもありかなと思います。
スマホで撮影して、アップロードして
コンビニでプリントできるというものです。
サイズも一般的なものから任意のサイズに
対応していますので
サイズを自分で設定することができます
1回200円なので安上がりです!
(毒物劇物取扱者試験の時に中途半端なサイズを指定された時に
あれこれ探していてたどりつきました)
>はなさん
ピクチャンというサイトがあるんですね!
これはなかなか便利そうですね。
任意のサイズに指定できるなら、採石や砂利を受けるときも怖くない!
情報ありがとうございます。
それにしても、毒物劇物でも、中途半端なサイズの写真を指定されてしまうところがあるんですね。
なんにせよ、そういう中途半端なサイズの写真にする意味ってあるのかと思ってしまいます。
まさに試験あるあるネタ!
私が今までに体験したのは、受験票の写真枠と実際に要求される写真サイズが5mmくらいズレていた時です。貼ったのが当日朝であったため焦りました。
某試験は、通知されてくるはがきにある写真枠がいつも微妙サイズで、横の文字にかぶる年があります。こんなこと気づかないうちに早く合格したいものです。ぐすんw
来月の簿記1級がんばってください~
>えぞりすさん
規定のサイズで写真をカットしたのに、それが枠と合っていないとちょっと悲しいですよね。
ということはそこまで厳密じゃないのかもしれないですけど。
簿記1級は…なんとか今回で合格したいですねぇ。
いろんな意味で面倒くさい試験だから。
おはようございます。
私が資格試験を受け始めた当初は、
「証明写真機での撮影は不可」というものが多かったように思います。
また、写真館であっても、数年前までは、
履歴書サイズかパスポートサイズしか取り扱っていませんでした。
そのため、私は2.4×3.0の写真で苦慮した記憶があります。
(私は焼き増し料金が安くなるのをいいことに、
写真館で撮影したものを使用しています。)
私は手札サイズの写真を要求されたことはありませんが、
言われてみれば、不思議ですね。
>MTさん
就職活動の時は、写真館で撮影した写真のネガを買い取って、それを焼きましして使っていました。
資格試験を受けるようになってからは、ずっとスピード写真ですね。
でも田舎に住んでいたときは、スピード写真機すらなくて、仕方ないから写真館にとりに行った記憶があります。
たかだか英検3級なのにwww
手札サイズの写真って証明写真というよりももはやスナップ写真に近い(笑)
一応写真の専門家?なので、理由はだいたい推測が付きます。
大昔(戦後のころ、カラー写真がまだなかったころ)は、手札サイズが標準でした。小さいサイズはプリントでサイズ調整が必要だったり、切ったりが必要ですが、手札サイズなら普通に撮ってそのままプリントすればいいので楽だったのです。(楽=安い、です)
同じ理由で、35ミリフィルムの1コマが標準だと24ミリ×36ミリなので、印画紙とフィルムを密着させて露光させるプリントだと、そのまま24ミリ×36ミリになって楽です。それを上下少し詰めれば24ミリ×30ミリになります。
50ミリ×50ミリは、ブローニーフィルムと呼ばれる35ミリフィルムより昔からある60ミリ幅のフィルムがあり、写真館で多く使われた2眼レフカメラやハッセルブラッドなどの正方形フォーマットのカメラで撮るとだいたい54ミリ角くらいのフィルムができるので、上と同じように密着プリントすれば50ミリ角の写真が出来上がります。ブローニーサイズのフィルムを使うカメラは、カメラ次第で好きな長さでフィルムを使えるので、約42ミリ×54ミリの645サイズ、65ミリ×54ミリの67サイズ、75ミリ×54ミリの68サイズ、85ミリ×54ミリの69サイズ、それ以上の長さのパノラマサイズなどがあります。
このような歴史的経緯があり、単にめんどくさくて法規を改正していないので昔の遺物のサイズがそのまま残ってしまった、というところだと思います。手札を要求する試験の場合、かなり小さめの写真でも受理されることが多いと思います。(試験による)
どんな変なサイズを要求する試験でも、主催側が良かれと思ってやったことがほとんどだとおもいます。迷惑ですが。
シーラさん
>大昔(戦後のころ、カラー写真がまだなかったころ)は、手札サイズが標準でした。小さいサイズはプリントでサイズ調整が必要だったり、切ったりが必要ですが、手札サイズなら普通に撮ってそのままプリントすればいいので楽だったのです。
>35ミリフィルムの1コマが標準だと24ミリ×36ミリ
今はスピード写真機やデジカメやスマホなんかでも簡単に写真が取れる時代だからあまり考えていなかったですが、このサイズの写真はフィルムの時代の名残だったのですね。
ちゃんと理由があるなら納得です。現代にはそぐわないのでちょっと迷惑ですけどもw
確かに、24ミリ×36ミリの写真は安衛法試験(今は24ミリ×30ミリになってるみたいですけど)、手札サイズの写真は採石と砂利だしなぁ。
昔のフィルム時代の遺物がそのまま残っているところは、まさにお役所ならではって感じがしますね。
追加で。かなり以前、証明写真機でのスピード写真、ポラロイドなどのインスタント写真、プリンターでの印刷写真等が禁止だったのは、フィルムからのプリントに比べて退色しやすかったからでしょう。下手したら数年で見えなくなるようなものもありました。
(初期のプリクラがそうですね)
同じ理由で、カラー写真禁止ってのもありました。昭和30年代~40年代前半頃のカラーはかなり退色しやすかったですし、そもそもフィルムの色素や現像方式等の問題でかなり最初からセピア色でもやっとしてました。今じゃ白黒禁止って試験までありますね。ちと理由がわかりませんが。もしかしたら白黒は修正しやすいとかあるかもです。
フィルム時代の写真館は、4×5インチサイズの大判フィルムで撮影して実体顕微鏡使って鉛筆で直接ネガ修整してました。まさに職人芸ですが、フォトショップもびっくりな別人に仕上がったものです。プリントの時に細工して体や顔を細くプリントするなんて言うアナログ技もありました。お見合い写真なら完全詐欺です。私も就職では某ホテルの写真室のお世話になったものです(笑)。新宿伊勢丹や帝国ホテルの写真室が流行ってましたね。
最近写真館もなくなり
スピード写真かパソコンでしかないです
都心もそうです
確か運行管理者試験の写真は
フォトカットだったかな?
専用機械アプリいれてるので
それをダウンロードすればでかなるかも
しかしデカイのじゃないとだめなのは
替え玉受験の名残ですかねー
昔なべやかんが明治大学でやりましたよね
どうせなら事前に免許証とかでチェックできればいいんですが
持ってない人もいるから混乱の元かな(笑)
>スコッチさん
そうですね。最近は写真館自体が過去の遺物のようになっていますね…。
私の家の近所にはかろうじて1つだけ…あるかな?
(あるだけすごいのかもしれないが)
なべやかんwww
そういえば「しくじり先生」で替え玉受験の話をしてましたね。
あの回は、明治の替え玉よりも、たけし軍団でのエピソードが面白かった記憶がwww今だったら間違いなく放送できない過激な内容だったし。