平成27年度 ①No.1~3/②No.4~7/③No.8~10/④No.11~13
※「ぜんぶ絵で見て覚える 第2種電気工事士 技能試験すい~っと合格(2015年版)」の施工条件で作成しています。
○各年度の候補問題(pdfファイル)
平成29年度候補問題
平成28年度候補問題
平成27年度候補問題
平成26年度候補問題
平成25年度候補問題
平成24年度候補問題
平成23年度候補問題
No.4 三相3線式200V配線(H27上期日曜日出題)
難易度 ★★★☆☆
器具 ★★★★☆
結線 ★★★☆☆(6箇所)
ケーブルの外装剥ぎ ★★★☆☆
(平成26年度No.11(上期日曜出題) )
・代用端子台の接続(5極)が地味に面倒くさい。
どの極に何色の線を接続するのか、施工条件をちゃんと読むべし。
・VVF2.0×3Cケーブルが出るので、旧型のケーブルストリッパーでは外装剥ぎはできない。(最新のストリッパーがあれば問題ないが…)
・端子台の接続よりも先に、シーリング・ランプ・スイッチ&コンセントの接続を終わらせておく。
※平成28年度候補問題…特段の変更点はなし。
※平成29年度:28年度問題と同じ(変更点なし)
No.5 200Vコンセントの接続
難易度 ★★★☆☆
器具 ★★★★☆
結線 ★☆☆☆☆(4箇所)
ケーブルの外装剥ぎ ★★★☆☆
(平成24年度No.6(上期土曜日出題)、平成23年度No.2(上期日曜日出題)出題)
・No.4と類似した課題。
・コレも代用端子台の接続(5極)が面倒くさい。
No.4よりも器具付けに手間がかかる分、結線作業が少ないという印象?
・No.4と同様、VVF2.0×3Cケーブルが出るので、旧型のケーブルストリッパーでは外装剥ぎはできない。
端子台接続よりも、まずはスイッチ&200Vコンセント、ランプの接続を先に終わらせておくのがよい。
・配線遮断器の極性に気を付けること(間違いに気づいてリカバリできましたが…。)
※平成28年度候補問題…特段の変更点はなし。
※平成29年度…28年度問題と同じ(変更点なし)
No.6 3路スイッチ・露出型コンセント
難易度 ★★★★☆
器具 ★★☆☆☆
結線 ★★★★☆(8箇所)
複線図が混乱しやすい ★★★★☆
(平成26年度No.1(下期出題)、28年度下期出題)
・13課題中、唯一露出型コンセントが出題される。
そのかわりランプレセプタクル接続が出題されない。
※露出型コンセントの接続方法はレセップとほぼ同じ。ただ、絶縁被覆を残す量が、レセップは2センチ程度なのに対し、露出型コンセントは1センチ程度でよい。また、上下の違いは特に問題にならないとのこと。
・器具付けの負担は少ない反面、結線箇所が多いので、前半の器具付けは早めに終わらせる。
・三路スイッチの結線には注意が必要。(大抵、施工条件でSと書かれてる方に黒線を指定されると思うけど、施工条件をよく確認すること。)
採点上は、指定がなければ1と3、3と1でつないだり、白・赤のどちらの線を使っても問題ないのだが、間違いを防ぐためには、できるだけ線の色をそろえたほうが無難。
※平成28年度候補問題…メタルラス壁(防護管とバインド線の接続)がプラスされ、器具の配置に変更有。単に26年度の候補問題と同じ問題に戻ったともいうが…。
※平成29年度:器具の配置は28年度問題と同じだが、防護管・バインド線の接続が不要。(27年度と同じ難易度に戻る)
No.7 3路・4路スイッチ
難易度 ★★★★☆
器具 ★★☆☆☆
結線 ★★★★★(10箇所)
複線図が混乱しやすい ★★★★★
(平成25年度No.7(上期土曜日出題) /平成22年度No.3(日曜出題))
・「結線作業量No.1」の超面倒くさい課題。
っていうか、平成25年度上期土曜日に4路スイッチが出題された時(うちのダンナが受験した時)よりも、結線箇所が3箇所増えて、なんだか面倒くさい課題にパワーアップ!って感じでした。
・三路スイッチ~四路スイッチの回路をちゃんと覚え、施工条件をキチント確認すること。
・自宅練習では、右側の3路スイッチの線が指定よりも若干短くなってしまった…。
VVF1.6×3ケーブルを、左側の3路スイッチと同じ長さで切ってしまったんですよね。
寸法の50%以下にはなっていないので、これでも落ちることはないのだろうけど、施工条件の寸法はちゃんと見ろよって話しですねw
なお、器具接続の際は、レセップよりも4路スイッチ接続を先に済ませたほうが作業しやすい。
・また、この課題に限らず、VVF用ジョイントボックスとアウトレットボックス、結線作業を行うところが2箇所ある場合は、VVF用ジョイントボックス部分を先に結線してから、アウトレットボックス内の結線を行うのが○
(先にアウトレットボックスの結線をしてしまうと、VVFジョイントボックスの結線作業の時にアウトレットボックスがジャマになるから)
※平成28年度候補問題…特段の変更点はなし。
※平成29年度:28年度問題と同じ(変更点なし)
コメント
俺にも書かせて下さい。
■一種施工条件引っ掛け予想
No.1 TSパターン回路
・「S2を接地側とすること」がS1に変わるかも。
No.2 電磁開閉器とモータ回路
・「V相とW相」が「V相とU相」に変わるかも。
・接地線のJB接続指定があるかも。
No.3 変圧器からの100Vと200V回路
・難しすぎる為、むしろ接地線のJB接続指定がカットされるかも。
No.4 手動自動点灯切替回路
・切替用3路スイッチの位置が回路図で変更されるかも。
No.5 電磁開閉器シーケンス回路(26年度出題)
・出たらV相に接続→U相またはR相に接続に変わるかもしれないが、
そもそもこれを2年連続出題すると合格率が下がり過ぎる為、
出題自体がないと予想。
No.6 同時(異時)点滅回路
・同時→異時の引っ掛けはチェックする方が大変なので「多分ない」。
それよりあるとすれば接地線のJB接続指定の追加。
No.7 デルタ結線回路(27年度出題)
・接地線の接続先「T1のV相」がT2またはT3に変わるかも。
・「V相とW相」が「V相とU相」に変わるかも。
※実際は後者の引っ掛け予想のみが的中した。
No.8 VCB開閉回路
・接地線の接続先「T1のV相」がT2またはT3に変わるかも。
No.9 V2V結線回路
・変圧器二次側の100Vの取り方が
「T2のOV間」が「T2のOU間」またはそれ以外に変わるかも。
・接地線のJB接続指定があるかも。
No.10 CT作動回路
・施工条件で引っ掛けなくても、CT側の2mmと変圧器側の5.5mmの
緑の接地線接続を逆にする人が結構出るだろう事を
出題者側は予想している筈なので、施工条件文による引っ掛けは「多分ない」。
> 資格チャレンジ初心者さん
一種施工条件引っ掛け予想!!
まだ今年の一種の候補問題は公表されてないみたいですが、毎年同じような傾向の問題が出るのでしょうか?
こうしてみると、1種は、どの課題も当日の施工条件次第で作業内容が変わる可能性があるんですね。
2種だとせいぜいジョイントAとジョイントBでリングスリーブとコネクタが入れ替わるとか、vvf1.6-2が2本か3本かとか、そのくらいしか変更点がないわけですから。
平成28年度の候補問題が公表されたので、
誰かの役に立つだろう事を信じて、引っ掛け予想を改定公表させて頂きます。
でもこういうのは電気書院なりオーム社なりがやらんとあかん事の筈なのに、
技術系資格の書籍は不確定要素の推定公表をしないんだよな。
俺みたいな素人に予想させるなんて、恥だと思わんといかんわ。
その点は文系資格の有名講師の予想公表を見習った方が良いと思いますね。
■一種施工条件引っ掛け予想(H28版)
No.1 変圧器からの100Vと200V回路(27年度のNo.3と同じ)
・過去の類題出題 (H18、H23)
回路図によってTS4端子、3端子AND、3端子ORの
3種類の複線図が想定される問題だが、
今時は4端子タイムスイッチしか売っていないらしい。
実際H18、H23は、ともにTS4端子回路で出ている。
多分出題者はそんな所では引っ掛けてこない。
「S2を接地側とすること」がS1に変わるかも、
で引っ掛けて来ると予想する。)
・過去の類題出題 なし
・時間内完成が一番難しく作業ミスが致命的となる課題。
これが出たらタイムオーバーでの不合格者が続出する
筈なので施工条件での引っ掛けは「多分ない」。
むしろ接地線のJB接続指定がカットされるかも。
No.2 手動自動点灯切替回路(27年度のNo.4と同じ)
・過去類題出題 (H18免除、H20免除)
・切替用3路スイッチの位置が回路図で変更されるかも。
No.3 V2V結線回路(27年度のNo.9と同じ)
・過去の類題出題 (H19免除、H20、H25)
・最も施工条件変更の可能性が高い課題。
変圧器二次側の100Vの取り方が
「T2のOV間」が「T2のOU間」またはそれ以外に変わるかも。
・接地線のJB接続指定があるかも。
No.4 同時(異時)点滅回路(27年度のNo.6と同じ)
・過去の類題出題 なし
・同時→異時の引っ掛けはチェックする方が大変なので「多分ない」。
それよりあるとすれば接地線のJB接続指定の追加。
No.5 電磁開閉器とモータ回路
(27年度のNo.2の改定版。電磁開閉器端子数が6から3に。)
・過去の類題出題 (H22免除、H24)
・3P15Aへの接続の仕方に引っ掛けをかけてくる筈。
・接地線のJB接続指定があるかも。
No.6 デルタ結線回路(27年度のNo.7と同じ)
・過去の類題出題 (H21、H27 多分H28の出題はない。)
・接地線の接続先「T1のV相」がT2またはT3に変わるかも。
・「V相とW相」が「V相とU相」に変わるかも。
※H27は後者の引っ掛け予想のみが的中。
No.7 CT作動回路(27年度のNo.10と同じ)
・過去の類題出題 (H21、H27 多分H28の出題はない)
・施工条件で引っ掛けなくても、CT側の2mmと変圧器側の5.5mmの
緑の接地線接続を逆にする人が結構出るだろう事を
出題者側は予想している筈なので、施工条件文による引っ掛けは「多分ない」。
No.8 電磁開閉器シーケンス回路(27年度のNo.5と同じ)
・過去の類題出題 (H19、H26)
・出題されればRかAの接続相指定で必ず引っ掛けてくるだろうな。
Rは「V相とW相」か「V相とU相」に、
AはV相(U相、R相)に接続と指定して来るだろう。
No.9 TSパターン回路(27年度のNo.1と同じ)
・過去の類題出題 (H18、H23)
・回路図によってTS4端子、3端子AND、3端子ORの
3種類の複線図が想定される問題だが、
今時は4端子タイムスイッチしか売っていないらしい。
実際H18、H23は、ともにTS4端子回路で出ている。
多分出題者はそんな所では引っ掛けてこない。
「S2を接地側とすること」がS1に変わるかも、
で引っ掛けて来ると予想する。
No.10 VCB開閉回路(27年度のNo.8と同じ)
・過去の類題出題 (H22)
・接地線の接続先「T1のV相」がT2またはT3に変わるかも。
>資格チャレンジ初心者さん
一種も候補問題が出たんですね!
(いつ発表されるのかなーと思ってたんですが)
こうしてみると、ヒッカケ予想ポイントが結構あるのですね。
2種の時は接続先でひっかけるというのはあんまり考えられなかったので、1種は施工条件をちゃんと読まないとまんまと引っかかりそうですね。
それでも合格率は5割くらいあるんでしたっけ。
あーでも大体は2種上がり&学科合格者だから、その中で半分だったらそんなに高い値でもないか。
すみません。
No.1 変圧器からの100Vと200V回路(27年度のNo.3と同じ)
の所の
ここから↓
・過去の類題出題 (H18、H23)
回路図によってTS4端子、3端子AND、3端子ORの
3種類の複線図が想定される問題だが、
今時は4端子タイムスイッチしか売っていないらしい。
実際H18、H23は、ともにTS4端子回路で出ている。
多分出題者はそんな所では引っ掛けてこない。
「S2を接地側とすること」がS1に変わるかも、
で引っ掛けて来ると予想する。)
↑
ここまで誤植です。
カットすれば文章が成立します。
No.7 CT作動回路(27年度のNo.10と同じ)
・過去の類題出題 (H21、H27 多分H28の出題はない)
→(訂正)→・過去の類題出題 (H21免除)
miwaさん、こんばんは!
13問すべての課題の写真と複線図をアップしたんですね!
しかも解説付きで、素晴らしすぎる・・・!!!www
もはや、第二種電気工事士試験の専門ブログとして独立させても、結構いい感じかも?!
№7の4路スイッチの問題は、私も慣れないうちはかなり手こずりましたね。施工量がホント多くて、2周目でもまだ40分を切れませんでした。
H26年度から、4路スイッチの課題は今の形ですね。(26年当時は№10だったか?)
H25年度の上期で実際に出された当時は、アウトレットボックス内で完結してましたからね。同じ4路スイッチの課題でも、こうも違うのか!?というぐらい簡単に施工できました。
なので、私はしばらくは25年度の方の課題を2周ぐらいやって、4路スイッチの原理をしっかり理解してから、26・27年度の課題へ進みました。25年度の方の課題を一度でもやってみるのは、これから受験される方には是非オススメです。
慣れてくると、作業全体のスピードアップのトレーニングには、27年度の№7の課題はもってこいですね。その他の課題の施工も速くなりますよ。
>甲種危険人物さん
どうせupするなら、解説をつけたほうがわかりやすいかなぁと…。
(弟に教える予定なんで、備忘録がてら作っておきました。それに自分も一種を受けるかもしれないしね。)
電工専門ブログですかwww
このブログの、現時点での一番人気コンテンツは保育士関係なのですが、ゆくゆくは電工も保育士と並ぶ人気コンテンツの一つになったらいいなぁ。
電工だけで勝負できないなら、乙4・ボイラー・冷凍(まだ持ってないけど)のビルメン4点セット連合で売り出すか(笑)
3路・4路スイッチの課題は、私も、講習2日目に初めて取り組んだときは、2~3分ほどオーバーしちゃいました。(3路スイッチの方は時間内にクリアできた)
この写真でも、(重大欠陥とまではいかないけど)ケーブル寸法を間違えてるしね…。
同じ4路スイッチでも、結線箇所が3箇所増えただけで、後の見直し作業とかも面倒くさくなりますよね。
今思うと、no.11の電線管よりも、no.7の3路・4路スイッチのほうが課題としては厄介じゃないかなと思うので、3路・4路スイッチが本番で出なくてよかったですホントに。