3月号の月例課題を7点(楷書・随意・実用・仮名・ペン字楷書・ペン字随意・ハガキ)提出しました。
楷書規定「妍妙。不亦謬哉(書譜)
妍妙ならんことを(求むるも)、亦た謬ちならずや。
この6文字の中での難所は、実は女へんが2つ続くところですね。一画目と左払いを同じくらいの角度で書くと安定します。
随意課題「是競。資父事君。」(智永・真草千字文)
教室では曹全碑(隷書)と真草千字文(草書)の2つを書いてるんだけど(草書もコンスタントに書かないと書けなくなるので)、よく書けてる方を出してるのですが、今月は千字文のほうを出しました。
実用細字部(卒業証書)
今月の課題は卒業証書です。毛筆書写1級では上質紙に直接レイアウト線を書いたけど、半紙に直接鉛筆で線を書くわけにはいかない。なのでB4サイズのコピー用紙にレイアウトを書いて、それを半紙の下に置いて書きました。
余談だが、このレイアウトを書いていたら、旦那から「その紙のコピーをくれ」と言われた…。自分でレイアウトを書けないと練習にならないと思うんだけど(苦笑)
かな課題
「誰に(尓)か(可)も(毛) 昔を(乎)とは(者)む(無) ふ(不)るさ(佐)との(能) のきば(盤)の む(无)め(免)は(盤)春を(乎)こそ(曽)しれ」
右の2行は近接させて、左の3行はやや空間を開けてメリハリをつけます。
ペン字課題
ペン字規定・随意は「子供は父母の行為を映す鏡だ」
はがきは「蛍の光」の歌詞を書く課題ですね。蛍の光は紅白歌合戦の最後に歌われる歌だけど、私は中学の卒業式で歌った記憶があるんですね(1~2年の時に在籍していた中学校の話だよ)中1・中2の時の私は「文読む月日」を「二三四(ふみよ) 睦月日(むつきひ)」だと勘違いしていて、今一つ意味がよくわかってなかったw
4月号の写真版
評:本文良好。印影をハッキリと。
寒い時は印泥が固まっているから押しにくいんだよ(;^ω^)
評:概ね可。線に力強さがほしい。
自宅で書いている時はあまり気にならないけど、写真版でほかの人の作品と比べると、確かに私の字は細いのよな~。細くなりやすいというかね。
現在は春の昇格試験の練習中です。条幅4体(楷書・行草・隷書・仮名)は地味に大変なので、月齢の条幅は免除状態ですw 昇格試験の課題を出し終えたら毎日展の刻字制作にシフトします(今回は漢字部への出品はしない予定)。
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