大人書道2年目の練習月記(2019年1月)楷書で写真当選!

1月締め切りの月例課題(楷書・行書・条幅の3点)を提出しました。

楷書課題 「行止千萬端」
(行くと止まると 千萬端なり〜人の生き方 出処進退は千差万別であり)

陶淵明:飲酒其六より

今回は、右半分の字は画数が少なくて、左半分は画数多めの字だったためか、字の大きさのバランスがとりにくかったです。

こういうときは、右半分の3文字は字を太めに、点画をしっかりしないと紙面が締まらなくなってしまいますね。

あと、「端」の山は、縦棒がまっすぐではないんですね。
フォントとか楷書だったら山を書いちゃうところなのですが、元々の字は斜めなんだそうだ(へぇー)↓

五體字類より)

このように、毛筆は硬筆と書き方の違う字が結構あります。
でももし漢検でこんな字を書いたらたぶん×にされそうだなwww

随意課題 「是日也天朗氣」
(是の日や、天朗らかに気(清み、))
王羲之・蘭亭序より。

「是」が最初どうやって書いたらいいのか、筆順がわからなくて戸惑う…。
大きくなりすぎたり、中心がズレたり。
「氣」は、つくかつかないか、スレスレのところまで接近させる、という感じです。
線がくっつくと野暮ったいし、かといって離れすぎると字が締まらないのであまりよくない。
なかなか最後までうまくまとまらなくて苦戦しました。

条幅課題
「親故尋いで駕を廻し 妻孥未だ関を出でず 鳳凰池上の月 我を送りて商山を過ぐ」
(「月に対し陽城驛に宿す」白楽天 より)

行書は(自分の実力からすると)時期尚早だったかも…って感じだったので、今月は無難に?楷書20文字をチョイスしました。

ただ、無難に…とはいうけど、行書に比べると1枚1枚を書くのに時間がかかりますし、ちょっとしたミスとか縦の中心線からのズレがあったりすると、そこが悪目立ちしてしまうので、楷書は楷書で行書とは違った難しさがあると思います。

もちろん行書の条幅も練習が必要ですので、来月の課題は行書を書く予定です。

仮名(連綿の練習つづき)

はる・くれ・すか
さし・それ・なる

とる・をく・こみ
さけ・きゆ・もろ

連綿は、次の字につながる線〜次の字の一画目を書いたところで一呼吸を置きます。
(最初、どこで墨を付け足したらいいのかわからなかった)
ちなみにそれは行書・草書を続け字で書くときも同じ要領なのだそうです。

まだ連綿の練習は続きます。
一体いつになったら仮名課題に取り組めるのか…もうちょっと時間がかかりそうです
(空いた時間にちょっとずつしか進まないからねw)

さて、玄海1月号。
11月提出課題の成績は、楷書で写真当選、行書は2番で◎がついていました。
(※先月の時点で3級昇級済)
ぅゎーぃ(‘ω’)ノ!
てゆーか4か月連続で写真当選ってどうした。一体何があった自分。

ちなみに条幅の成績も当然載っていますが、こちらは悲しいことにいつも下の方です。。。_| ̄|○ガックリ

ただ、条幅に関しては順位は下でもしょうがないです。
というのは、級の人にとっては、半紙の4倍時間がかかる条幅をわざわざ提出するインセンティブが全くないので、級位の人で条幅を出すのは、既に1級になっている人(昇格試験を見据えて練習している人)か、もともと別の書道会で段位持ちなどの実力者が大半で、「条幅の練習を始めてみました!」的な初心者さんはあまりいないからです(*´з`)

ただ、ヘタクソだろうが何だろうが、とりあえず練習を積み重ねないことには上達しません。
来年の秋に受け(られ)るかもしれない段位昇格試験に備えて…というのもあるけど、段位に昇格した以後は、昇格試験の課題を提出する前に、半年に3回ペースで条幅課題を出さないと試験が受けられなくなるので、今のうちから半年で3回以上提出できるようにしておきたいというのもあります。

そう、条幅課題は、miwaにとっては大リーグボール養成ギプスなのです(;´Д`)巨人の星かwww

でも…いつかは条幅でも写真当選できたらいいなぁ(´・ω・`)チラッ

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