9月の月例課題(楷書・行書・条幅)を提出しました。
楷書規定課題は「山氣日夕佳」
山氣 日夕に佳く:結廬在人境(陶淵明:飲酒其五)より
今月は画数少な目で、トータルで見れば比較的易しめの課題だったのですが、それでも1週目は「氣」の字をバランス良く書くのに少し手こずりました。
他の字の画数が少ないだけに、ここでミスると悪目立ちしてしまうwww
画数が少ない字を書く時は、見せ場になる箇所が少ない分、起筆・終筆をしっかりする、太くできるところは太くするなどして、メリハリをつけなくてはいけません。
随意課題は、「水列坐其次雖」
王羲之・蘭亭序より。
前月に「集字聖教序」で苦しんだ(?)お陰なのか、今月の課題はそれにくらべたら書きやすいと感じました。
ってことは、少しは行書も上達したのかもしれない!?
水と次を小さくして、縦の長さのバランスをとる。
「雖(いえども)」は、へんと旁で、線の位置を揃えると落ち着く。
今回は下から引っ掛けて入るところと、右肩にあがる字が多かったですね。
まぁ蘭亭序自体がもともとそういうもんだと言われればそうなのだがw
条幅課題
先月から練習していた課題、ようやく提出のOKが出ましたー(;´Д`)
提出OKが出るまで、一体何枚書いたんだろう…多分20枚くらい?
普段の半紙課題よりも枚数は少ないものの、1枚書くのに約30分かかるので、20枚×30分=600分→トータル10時間!
結構かかるもんだなぁ_(:3 」∠)_
来月(または再来月?)提出予定の条幅課題↓
春・こざとへん・しんにょうが鬼門っぽい。
もちろん、他にも細かい粗はいろいろあるんですけど、わかりやすくダメダメなのはこの3つかなぁ。
10月以降はおそらく日刻展に向けての製作も始まるだろうから、できれば9月中にはOKをもらいたいんですけどね。どうなるかな。
それにしても、「春」の字を毛筆で書くのは苦手。
習い始めの頃、楷書基礎帖でこの字を練習していたときにも薄々感じていたけど、今でもやっぱり苦手だわ↓
先生からは「(半紙の時は線が細くなりがちなのに)条幅だとちゃんと太い線が書けてるよね」と言われてしまうw
多分それは、自宅での練習用に使っている筆が、以前教室で使っていた筆だからだと思います。
(穂先が割れてきたので新しい筆に交換し、古い方は自宅に持ち帰った)
先割れのする筆は多めに墨を含ませないといけないので、それが結果的に自分比でいい感じの太さになっているのであろう…。
さて、7月提出課題の成績ですが、今回は楷書・行書どちらも昇級していなかったので、5級のまま現級留置です。
昨年11月号からの連続昇級記録が10で止まってしまった(*´・ω・)
来月号では昇級しているといいなぁ。
条幅課題を書くときは、土・日・夜のどこかで、連続2~3時間前後の空き時間の確保が必要です。
30分で1枚だけだったらウォームアップだけで終わってしまうから物足りないし、かといって4~5時間同じ課題を書き続けても、集中力が切れてしまうので、却って失敗してしまいます。
なので1回あたり、約2~3時間で4~5枚を集中して書くのがちょうどいいですね。
となると、条幅課題は資格試験の直前期に練習するのは時間的に厳しいだろうから、連続で提出できそうな月もあれば、3か月くらい空いてしまう時もある…かもしれません。
何が言いたいのかっていうと、10月~11月中旬は日商簿記1級試験で追い込まれてるから条幅を書く時間が取れないかもってことですwww
実際のところ、仮に条幅でいい作品が書けたとしても、昇級の対象にはならないので、級位のうちは、まずは楷書規定課題と随意課題を完成させる(=いい作品を書いて昇級する)のが優先です。
長い目でみれば、条幅を書けるようにするのは必須要件ではあるものの、今は一つでも上の級に昇級するのが先です。
自分のレベルや置かれている状況によって、課題の優先順位は変わります。
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