大人書道初心者の練習月記(2018年3月)8級→7級に昇級!

2月号の課題を無事提出しました。

楷書課題「結廬在人境」
陶淵明・飲酒二十首(飲酒其五 結廬在人境)より

miwa的には「廬」の字が苦手。
字のバランス的に、「まだれ」の下の「とらがしら」が書きにくくてしょうがないんですけど(笑)
漢検1級の勉強をしていたときも、この字の書き取りがなかなか覚えられなかったのよね(まだれの下って何だっけ?と迷ってよく間違えた)。

…と思っていたら、意外にも?「結」の糸へんと、「境」の偏と旁のバランスがうまくとれず、チグハグになってしまう。
糸へんは硬筆で書くのはそれほど難しいとは思わないんですが、毛筆で書くとなんか勝手が違う。

「人」の右払い(波法)は久しぶりに登場。
いったん寝かせて入ってから筆を浮かせて、徐々に太くしていく。
この太くするタイミングが遅くなると、右払いがヒョロッとした貧相な感じになってしまう。

「廬」は半紙に字をおさめるのは難しいし、よくよく見ると細かい粗はあるものの、とりあえず半紙に収まってしまえば案外見栄えがよい。
画数の多い複雑な漢字は、とりあえず書いてしまえばあんまり欠点が気にならないんですね。

逆に、「人」のように画数の少ない漢字は、本当にバランス良く、ほかの漢字に負けないように、ある程度太く書かなくてはいけません。
ちょっとでも字のバランスが崩れていたり、肉付きが貧弱すぎると、それがかえって悪目立ちしてしまう。

随意課題は、王羲之・蘭亭序より「長咸集此地」

「長」と「集」がうまく決まらず苦戦。
筆を途中で浮かせてまた力を入れる強弱の変化とか、下から上にもっていくのが苦手なんかな。
どこで筆を浮かせる・力を入れるべきなのか、そのタイミングがまだぎこちない。

結局最後まで「長」の字のバランスがうまくとれないまま、随意課題を提出することにorz
自分としては納得いかないけど、これが今の実力だからしょうがない。

3/14に玄海3月号をもらいました(1月提出課題の成績が載っている)。

今回は楷書課題で写真当選◉、随意課題(行書)でも◎がついていましたので、5月号から(8級→)7級に上がります。
嬉しい(∩´∀`)∩ワーイ! !

でもたまには、随意のほうでも写真に載ってみたいな(´・ω・)

なんて贅沢な奴だwww

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コメント

  1. りゅう より:

    どんどん上手くなってますね(・∀・)

    出来る人は何やっても
    出来るんだな〜

    うらやまし(*´∀`)

    公害防止管理者の水質やり始めましたが
    全然分かりません(´;ω;`)

    去年、水質4種で合格率13.5%でした
    受験者の約4割が科目免除ありで
    13.5%です(・・;)

    あわよくば、いきなり1種やろうかと
    思ってましたが4種の
    2科目でも間に合うか分かりません
    (公害総論は騒音振動合格済なので免除)

    せめて、2科目のうち1科目は
    受かりたい・・・

    • miwa@管理人 miwa@管理人 より:

      >りゅうさん
      ありがとうございます。
      上達のコツの一つは、上級者に見てもらうこと(自分のダメなところを指摘してもらう→そこを踏まえて筆遣いを修正していく)です。
      そういう点では、書道は書いたものが紙に残るので、教える側も教わる側も、できていない部分がパッと見でわかる、っていうのがいいのかもしれないですね。

      大気もそこそこ難しかったけど(私は内容の難しさと面白くなさであっさり挫折しちゃいましたが)、水質も結構難しいんですね。
      大変かもしれないですが、まずは4種から頑張ってください。

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