今月も無事、月例課題の提出ができました。
1月の課題
1月号の楷書課題「千載不相違(千載、相違わじ)」
陶淵明・飲酒二十首(飲酒其四 栖栖失群鳥)より
今月の楷書課題も右払いはありません。
だけど一番最後の最後に「しんにょう」があります。
ここが難所になりそうだな~。
「しんにょう」は、とりわけ書道初心者にとっては、なかなかうまく決まらない部首の一つです。
なので、最後の最後の「しんにょう」でミスったときの精神的なダメージは結構キツイものがあります( ノД`)シクシク…
とはいっても、最初の文字でミスった時も、残りの4文字を書くときに集中力が切れてしまいやすいので、どっちもどっちかなぁという気はするが…。
「千」の一画目は斜め下よりも、やや横(左)に払う。
「載」の車とたすきがけが離れすぎないようにする。縦長になりやすいので注意する。
「不」の左払いは長めに。左払いと右の高さをそろえる。
「相」の木の縦棒は右寄りに。点はもう少し下でうつ。目は下が出る
「違」のしんにょうと韋は離れすぎないようにする。しんにょうはM字になるように、太く。出ない。
当初危惧していたとおり、「しんにょう」がなかなかうまく決まらず苦戦…。
苦手意識があるから、余計に力が入ってしまいますます不自然になっちゃうのね。
本当だったら、楷書と行書の練習時間は1:1にしたい&両方とも完成させてもう一つ提出課題を追加したいところなのに、なかなか次の練習に移れないというね(苦笑)
それでも最終週でようやくまとまってきたかなーという感じです。
随意課題は「群賢畢至少」
(王羲之・蘭亭序)
右の3文字(群賢畢)がどれも縦長なので、3文字をうまくおさめるのに少々(!?)苦戦。
「群」のつくりが、右ではなくて下に来る形になっているし、「畢」も縦長。
これむしろ「群」の前に(前月に書いた)「也」を足して、6文字で書いたほうが書きやすいんじゃないかwww
とゆーか「畢」の書き順って、 真ん中の縦棒は最後に書くんですね。
漢検1級・準1級でもこの漢字の書き取り(1級)と読み(準1級)は出るんだけど、あの時はよくわかっていなくて、問題集を見ながら見よう見まねでテキトーに書いていましたwww
「群」の1画目と横棒は引っ掛けて入る。羊の横3本は左側を長くする。
「賢」の「臣」の縦棒は長めに(貝が入り込むくらい)
「畢」は、できるだけ縦棒を長めに(難しいけど)。横棒は左側が長めで右が短い。
「至」の「土」は、もともとは横棒から書くけど、この字では縦棒→横棒(上)→横棒(下)に一筆書きでつながっている。
右3文字が大きいので、この字が細くなると貧弱さが悪目立ちする。
「少」…縦棒と左払いはできるだけ接近させる。縦に入ってから膨らませて、そのまままっすぐ抜く。
左の点から右の点に持っていくときは、太さに変化をつける。
このラインの太さが同じだと無機質に見えてしまう。
そしてまたしても無機質!
もはや無機質なのがmiwaの個性という感じすらしますwww
でもなんで自分の字が無機質なのか…ちょっと振り返ってみると、そういえば私は昔から癖がなくてバランスのとれた綺麗な字が好きなんですよね。
月例誌で写真当選している人の上位者の作品を見るとき、一般の書道展でも、「この人上手だな」「自分もこんなふうに上手になりたい」と魅力を感じるのは、均整がとれた、筆遣いが綺麗で正確な作品なのです。
とゆーか達筆は達筆でも癖が強すぎる個性的な字があまり好きじゃないんですね。
学生時代~社会人の新人時代にかけて、とりわけ老年の人の書いた「達筆すぎる癖字」を見ては「達筆なのはわかるけど、いくら達筆でも読み手がスムーズに解読できない字なんて書き手の自己満足じゃないか。読めなきゃ意味がないじゃないか」と内心反発していたことも影響しているのかもしれないです。
芸術作品としてだったら、その癖こそが個性であり、その人ならではの味になる…というのはわからなくもないんだけど。
それはそうと、2月号の玄海の成績表(12月提出課題)を見たところ、楷書が2番だったので○がついていました!.+:。∩(・ω・)∩゚.+:。わーい!
…とはいえ、先月の時点で既に昇級してるので、どっちにしろ来月からは8級の欄に名前が載ります。
下位級の今のうちは比較的順調だけど…今後はどうなるかな!?
まだ楷書と行書しか出せてないですしね。
これからは徐々に提出課題を増やしていけるようになりたいもんです。
コメント