12月号の月例課題(楷書規定・随意課題)を2枚提出しました。
せっかくipad proとapple pencilも買ったことですし(1/2記事参照)、写真に解説を入れつつ、今月の練習を振り返ってみたいと思います。
楷書課題
「託身已得所(身を託する已に所を得たり)」
陶淵明・飲酒二十首(飲酒其四 栖栖失群鳥)より
今月の楷書課題は、珍しく右払いがありません!
そのかわり、曲げはねが2箇所あるので、ここが今回の課題の難所でしたね。
1週目(左)
1週目でそこそこまとめられたものの、「託」と「已」の曲げはねがアッサリしてて、ちょっと無機質な感じがするといわれてしまう。
無機質!
そっか~そう言われてみれば、私の字には「味がない」んだよな~。
癖が少なくて読みやすいというのは、裏を返せば「個性がなくてつまらない」ともいえるw
2週目(右)
「得」の字がやや間延びしていたところが改善される。
他の字はともかく、やっぱり「託」と「已」の曲げハネが気になる…と指摘される。
筆の穂先は上を通す。
穂先が横を向いてしまうと、太さに変化がでなくて、単調な線になってしまうんですよね。
左(3週目)
いいんだけど、「所」が少しだけ左に寄っているように見えると指摘される。
かといって中心線に対してズレているというわけではなく、横棒が短いから左に寄っているように見えてしまうというね。
そのくらいいいじゃないか…と思いつつ、ちょっとしたズレが、パッと見の印象でバランスが狂っているようにみえる(特に楷書では、ほかの文字にこれといった欠点がないと、余計に小さなミスに目がいってしまう)のもまた事実。
右(4週目)
やっぱり曲げはねがイマイチなのよねー。
でも先週のと見比べると、左の二文字は良くなったかなと思う(ちょっと細いけど)
随意課題
「亭脩禊事也」
(王羲之・蘭亭序より)
今回は、1週目から、楷書課題と並行して随意課題の練習に取り組みました。
左(1週目)
起筆を押さえるのではなく、ひっかけて入る。
多少は止まるけど、楷書のように、斜め45度で入ってしっかり押さえる、ということはしないようです。
入り方がまだ楷書っぽいというか、うまく切り替えができないなーという感じorz
右(2週目)
楷書練習に時間がかかってしまったので、ほとんど書けず…でも一応2~3枚ほど書いてみました…がっ!
上の2文字が大きくて、「禊」の文字がつぶれてしまった!うわーん!
「脩」の月の字が下に行きすぎちゃったw
左(3週目)
前週に比べると、大きさや太さのバランスが取れてきました。
最後の最後「也」の字でミスったけどねwww(MOTTAINAI)
右(4週目)
今回は楷書で苦戦したため、またしても3〜4枚しか書けず.°(ಗдಗ。)°.
結局は先週書いたもの(先生キープ)の方を提出することに。先週にいいのが書けていてよかったわw
そうそう、今月は1/4に1月号の玄海が届いていました(冊子をもらったのは一昨日でしたが)。
いつもは10日~15日くらいに先生のところに届くので、ずいぶん早い(笑)
そして成績表をみると、今月(11月提出課題)は、楷書の方で写真当選&昇級していました!わーい!!
あと行書(随意)のほうにも○がついていました。
やっぱり写真に載ると結構嬉しいですね。よっしゃ!写真キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!って感じですw
とゆーわけで、3月号からは8級になります!
月例課題は、その月の課題によって難易度に差がありますし、相対評価的なところもあります。
級のうちは概ね3~4か月に1回のペースで昇級できればいい、と思うことにしよう(もちろん、ストレートに昇級できるならそれに越したことはないが)。
コメント
miwaさんのブログ見てたら私も書道やりたくなってきた。
小学生の時近所の書道教室に通っており、その時に取った7級が本来私の資格第1弾なんでしょうけど、賞状とか何ひとつ残っておらず、残念。
資格とかの目的でなくても、字の上手な方はやっぱり目を奪われますね。
今、旅行先のお寺や神社でご朱印を貰ってますが、やはり達筆で目を奪われます。
>超セク氏さん
7級の賞状か〜。
月例の競書では、いちいち昇級するごとに賞状は発行してないんじゃないかなと思いますね。
まだまだ初心者だけど、ご朱印書きのバイトができるくらいに、書道が上達したらいいなぁ(遠い将来は)