老齢厚生年金の計算はとにかく面倒くさい(愚痴)

注文していた、年金アドバイザー2級問題解説集・3級問題解説集・受験シリーズの3冊が届きました。
それにしても問題集と参考書の値段はなかなか高いな…(汗)
年金アドバイザーの勉強を始める前に…

老齢基礎年金の満額支給額の語呂合わせを紹介。

※この語呂合わせは、平成18年の社労士受験前、LECの直前講座に通っていたときに覚えた語呂で、この語呂を教えてくださったのは、佐藤としみ先生です。
(佐藤としみ先生は、現在は辰巳法律研究所と提携して「佐藤塾」で社労士講座を開講しています。)

老齢基礎年金の支給額は、

「年金下がって、泣(7)く(9)じ(2)い(1)さん」「さん(3)は(平成17年から18年にかけての)物価下落率が▲0.3%と覚えてください」
※40年(480月)保険料満額を納めると、65歳から792,100円が支給されます。

(厚生労働省:年金額の改定の仕組み

ついでに、老齢年金に関しては、「年金下がって、夫婦(ふうふ22)泣く(79)」ってのもあったな。
(夫婦泣く「2279」は、厚生年金の加給年金額227,900円のことです。)

それにしても、老齢厚生年金の支給額の計算って、ものすっご~~~~~く面倒くさい!
65歳前(特別支給の老齢厚生年金)が

定額部分(1)+報酬比例部分(2)+加給年金額(3)

(1)は1,676円×生年月日に応じた率(1.875~1.000)×被保険者期間(生年月日による上限有り)×0.985
(2)は
①{平均標準報酬月額×(生年月日に応じた率:9.5/1000~7.125/1000)×平成15年3月までの被保険者期間月数 +
平均標準報酬額×(生年月日に応じた率:7.308/1000~5.481/1000)×平成15年4月以後の被保険者月数}

②(物価スライド特例水準)
平均標準報酬月額×(生年月日に応じた率:10/1000~7.5/1000)×平成15年3月までの被保険者期間月数 +
平均標準報酬額×(生年月日に応じた率:7.692/1000~5.769/1000)×平成15年4月以後の被保険者月数
×1.031 ×0.985

①と②を比較して、①<②の場合は、②で算出した額が報酬比例部分の年金額となる。

(3)((1)定額部分が支給されている場合のみ)は
配偶者:227,900円
子(1人目・2人目):227,900円
子(3人目以降):75900円
※配偶者の要件は、65歳未満であること。
ただし、配偶者が240月以上の老齢年金(または障害年金)を受けられる場合は支給停止。
※子の要件は、18歳到達年度末日まで、または1・2級の障害状態の20歳未満の子
※受給権者の生年月日に応じて、配偶者加給年金額に特別加算あり。

65歳以降に支給される老齢厚生年金は、
報酬比例年金額(ア) + 経過的加算(イ) + 加給年金額(ウ)
(ア)と(ウ)はそれぞれ60~64歳の特別支給の老齢厚生年金と同じ。

(イ)の経過的加算額は
1,676円×生年月日に応じた率×厚生年金保険の加入期間(生年月日に応じて上限あり)×0.985 -792,100円 ×昭和36年4月以降で20歳以上60歳未満の厚生年金保険の被保険者月数/加入可能年数×12

あー書いていて疲れた。
ていうか言葉にするとやっぱり複雑で解りづらい仕組みだなぁの一言です…。

nenkin

年金アドバイザー2級の出題形式は、大半が記述式の計算問題(+穴埋めで語句を書かせる問題もいくつか出題される)なんだが、勿論計算式をきちんと覚えておかないと手も足もでません
(FPの実技試験でも老齢厚生年金の問題が出題されますが、老齢年金の支給額計算式が問題用紙に書いてあって、「なんて親切な試験なんだ!」と思いました。)

よくあるミスは、(1)と(2)の計算は合ってるけど、最後に(3)の加給年金を足し忘れるケースとか、(2)の②で1.031×0.985を掛け忘れたり、最後の年金額を合計する際に端数処理を忘れたり、ですかね…。

また、そもそも「(事例の人が自営業かなんかで)厚生年金被保険者期間が240月に満たないので加給年金自体が支給されない」だったり、はたまた「(被保険者期間が240月に満たないので)加給年金は支給されないと思ったら、40歳以降(女性は35歳以降)に15年以上厚生年金の被保険者期間があるので加給年金は支給される」、
などの変化球パターンもあり、なかなか一筋縄ではいかない鬼畜な問題が出題されます(汗)

単に老齢厚生年金の計算をするのも面倒だけど、「在職老齢年金」の計算も か な り 面倒くさいです。在職老齢年金と雇用保険の高年齢雇用継続給付金がタッグを組んでくることもありますしね。
はぁあぁぁ~(:*´З`*)*´З`*);*´З`*)=3

もっとも、今年3月の年アド2級を落としたのは、老齢厚生年金ではなくて、「繰上げ支給」「共済年金」「確定拠出年金」「退職金にかかる税金」が解けなかったためなので、来年3月の試験ではきちんとテキストと問題集の内容を一通り全部網羅してから試験に臨もうと思います。

参考:日本年金機構 老齢年金

銀行業務検定のHP


第118回検定受付期間:1/5~1/21
午前種目(10時~)
税務3級・4級、外国為替3級、融資管理3級、年金アドバイザー3・4級
午後種目(13時30分~)
財務3級、税務2級、外国為替2級、経営支援アドバイザー2級、年金アドバイザー2級、投資信託2級・3級

・年金アドバイザー3級の出題内容
わが国の社会保険制度とその仕組み/年金制度とその仕組み/年金給付の種類と支給要件/企業年金個人年金の仕組みの要点/裁定請求手続きと年金受給者の手続き/その他
基本知識:五答択一式 30問
技能・応用:事例付五答択一式 10事例20問
試験時間150分
受験料:3,150円
合格ライン:60%以上

・年金アドバイザー2級の出題内容
社会保険制度の概要・沿革/公的年金制度の仕組み/年金給付と支給要件・年金額計算/企業年金・個人年金の仕組み/雇用・医療・介護保険制度/年金・退職一時金の税金/年金相談とその対応の仕方 その他
記述式10題(各10点)
試験時間180分
受験料:5,250円
合格ライン:満点の60%以上

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コメント

  1. コレチャ より:

    年金アドバイザーは厳しいんですね。
    実はFP協会の3級に申しこんでしまって、
    実技対策で困ってしまい、
    2級で勉強してるんですが、
    現時点では、半分ぐらいしかわからないです(汗)
    でも、確かに式もあるんですから、
    くじけずに頑張りますね。
    お互い頑張りましょう。

  2. miwa より:

    >コレチャさん
    コメントありがとうございます。
    FP協会の3級は1月が初実施ですよね。
    過去問がない中での対策はやりにくいかも…。でも間違いなく3級は2級よりも簡単ですから、現時点で半分くらいしかわからなくても大丈夫ですよ。
    年金アドバイザー2級は正直言うと、社労士試験の択一よりも難しいです。。ただ出題傾向は一定なので、きちんと対策すれば合格は可能かと思っています。
    お互いにがんばりましょうね。