第1問目の罠~試験問題を問1から順番に解く人は落ちる!?

wana

…っていうとちょっと過激ですが、何が言いたいのかというと「試験問題を開いたときはいきなり問題を解き始めるのではなく、まずは全ページの問題を読んで、解けるところから解きましょう」ということです。

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問題用紙をもらったらまずは全体を見る

試験慣れしている人にとっては多分ごく当たり前にやっていることでしょうが、どの試験を受けても、試験が始まると1ページ目をめくった後にいきなり鉛筆の音がシャカシャカ聞こえてくることが多いので、1ページ目から素直に問題を解いている受験生は結構多いんじゃないかなと感じます。

社労士の直前講座で教えてもらったことですが、問1の問題というのは概して問題文が複雑で長かったり、過去に出題されたことのない未出の論点などを持ってきて、受験生を惑わせて動揺させる作りになっていることが多いです。

社労士試験の場合

それを受けて、選択式を解くときはまずはいきなり労基をやるんじゃなくて、問題文が短くて簡単そうな問題から解き始めることにし、択一では労働基準法・安全衛生法を後回しにして労災保険・雇用保険・健保・国民年金・社一などから解いていました(厚生年金は苦手なので後回し)

社労士勉強初期の時は、本当に労働基準法第1問目から突っ込んで素直に解いていた私ですが、何も試験問題は問1から素直に解く必要はないんだな~と当たり前のことに気付かされたわけですw

社労士以降から、試験を解くときは「いきなり第1問目を解かない。まずは問題を全部見てから、解けそうなものから解く」ということを徹底するようになりました。
(*CBTの試験の時は画面をいちいち切り替えるのが面倒なので、第1問から突っ込んで解答してしまいますが、数秒考えても答えがわからない問題はスキップ機能をつかってどんどん飛ばしています)

宅建の場合

私の場合、例えば宅建の時は、権利関係の第1問は民法で面倒くさそうだったので、思い切って一番最後のページを開いて、5問免除の問題から解き始めました。5問免除→宅建業法→税法・評価→法令上制限と一通り知識で解けるものだけをさっさと解いて、権利関係でじっくり考えなければならないものは後回しにしていました。

基本情報技術者試験の場合

基本情報技術者午前試験も、問1~50まではテクノロジ、問51~問60がマネジメント、問61~80がストラテジという順番になっているのですが、まずはそこそこ点を取れる自信があったストラテジ→マネジメント→テクノロジの知識問題を先に解き、計算問題は全部後回しにしました。

解ける問題から解くと気持ちが落ち着いてくる

試験当日は問題用紙と解答用紙が配られて、マークシート類に名前や受験番号を記入し、試験開始時間までの数分間で段々緊張が高まってくるものです。「始めてください」と言われた直後は、結構心拍数が高い状態だと思うんですね。
そんな時に、難しい問題や見たことのない問題を見ると、ものすごく動揺しますし、自信がなくなってしまいます。

冷静に考えれば解ける問題でも、緊張状態では問題の条件を見落としてしまったり、ケアレスミスをする確率が高くなってしまいます。

合格率が低い難関試験ほど、受験生を落とすための試験としていろんなところに罠をしかけています。
どこにそんな資料があるんだ?というマニアックな論点を出す、言い回しを複雑にする、個数問題で完答などなど。

その罠のひとつとして、第1問目に難しい問題や意地悪な問題を持ってくる、というのは定番の罠とも言えるでしょう。

なので、第1問目はとりあえず無視して、解ける問題をキッチリときましょう。
社労士や宅建だって、全部が全部難解な論点ばかりじゃないのです。
基本的な論点を一通り押さえていればすぐ解ける問題が少なくありません。
できる問題をいくつか解いているうちに心拍数もだんだん落ち着いてきて冷静になりますし、自信も戻ってきます。

試験勉強の時は過去問題1セット(分野別ではなく年度別に編集されているもの)を開いてみて、問題の順番や難易度、選択肢の長さなどをチェックし、どの問題から解くかをシミュレーションをしておくと、本試験でも冷静に問題が解けるようになるでしょう。

コメント

  1. MT より:

    今日は。
    >試験問題を開いたときはいきなり問題を解き始めるのではなく、まずは全ページの問題を読んで、解けるところから解きましょう
    私は、この部分を「ビジネス実務法務検定2級」講座で
    言われました。
    >第1問目はとりあえず無視して、解ける問題をキッチリときましょう。
    その通りですね。
    >試験勉強の時は過去問題1セット(分野別ではなく年度別に編集されているもの)を開いてみて、問題の順番や難易度、選択肢の長さなどをチェックし、どの問題から解くかをシミュレーションをしておくと、本試験でも冷静に問題が解けるようになるでしょう。
    資格の学校では、難関資格に限らず、
    「最低3回転過去問を解け」と教えているようです。

  2. miwa より:

    >MTさん
    社労士の時は、「労働基準法の問題は妙に長い文章が多いなぁ~」と思ったものですw
    ビジ法の時は問題を解くシミュレーションをするほど時間に余裕がなかったのですが、宅建の時はこの話を思い出したんですよね。
    危険物や毒物劇物、消防設備士、ボイラーなどでも、法令や単純知識問題から解くようにしています。
    過去問3回転ですか。
    私は社労士のときは10回転くらいはしたと思いますw
    ビジ法2級や日商簿記2級のときは3回くらいしか回せなかったですが…
    正直言うと、「3回転」を最低回数として、3回転で十分と言えるか、そこから上乗せするのかは、その人の基礎知識や能力次第かなぁと思います。

  3. ぐまっち より:

    お久しぶりです。
    昨日保育士筆記試験おわりました。
    以前書かせていただきましたが、万が一通っても実技が
    受けられるか・・ということで、保険で結局今年も
    全科目受けてきました。疲労困憊ふたたび。。です。
    結果昨年落としたもの含めなんとか全科目大丈夫そうです。
    試験前夜は火事場の馬鹿記憶?で必死に最終知識を叩き込み
    特にリベンジの栄養では開始とともに問題解く前に覚えた
    数値等をだーっと余白に書き殴りました(笑)
    まだ解答速報での自己採点なので、正式に通知が来るまで
    ぬか喜びはできませんが、一応ご報告まで。

  4. マハロ より:

    初めましてマハロと申します。
    今年保育士試験うけました。一歳児の子育て真っ最中で、勉強始めたのがゴールデンウイークあけからだったので、こちらのブログのポイントを参考に私も過去問を中心に頑張ってみました。
    でも、思いのほか勉強する時間がとれなくて、今回全部の科目が落ちたかなーと思っていたら、二社の解答速報をみた自己採点では7教科合格ラインに達していました。残念ながら、教育原理、養護原理、保育原理、をおとしてしまいました。二個一の試験の片方落としたーと思っていたら両方落としていました。
    発達心理と精神保健はギリギリなので、もしかしたら落ちているかも…
    来年からは免除科目がかわるから発達心理と精神保健は合格しているといいなーとおもってます。ブログとても参考になりました。今年は不合格でしたが、来年は頑張ります。

  5. miwa より:

    >ぐまっちさん
    保育士試験お疲れさまでした。
    今年も全科目受験されたのですね!
    残りは小児栄養だけで、今年は小児栄養合格見込み、ということでしょうか。おめでとうございます。
    キャリステとユーキャンで見解が分かれているようなところがなければ、正解は速報のものでほぼ確定だと思います。
    9月下旬に三方封の試験結果通知書兼実技試験受験票が届くのを楽しみに待ちましょうw
    絵画と音楽の練習頑張ってくださいね。

  6. miwa より:

    >マハロさん
    保育士試験お疲れさまでした。
    1歳の子どもを育てながらですと、なかなか思うように勉強時間がとれないと思います。
    それでも7教科で合格点がとれてよかったです。
    残った科目のうち養護原理はちょっと手ごわいですけど、その科目については厚生労働省のHPにある資料類を参考にされるのがいいかもしれませんね。
    来年は試験の科目が再編されるようですが、確か精神保健・発達心理学・小児保健の3つが揃っていないと「子どもの保健」が免除にならないんでしたっけ…それは是非両方とも合格しているといいですね。

  7. MT より:

    >過去問3回転ですか。
    私は社労士のときは10回転くらいはしたと思います
    それくらいしないと、合格できなかった
    ということでしょうか?
    >正直言うと、「3回転」を最低回数として、3回転で十分と言えるか、そこから上乗せするのかは、その人の基礎知識や能力次第かなぁと思います。
    私自身は上乗せするとしても、
    せいぜい1回転増やす程度です。
    さて、
    中小企業診断士試験(1次試験)についても
    タイトルと同様のことが言えそうです。
    ps.合否は別として、私はあろうことか、
    最終問題から逆に解いたこともあります(笑)

  8. miwa より:

    >MTさん
    社労士の場合は、択一の試験時間が長くて集中力がキレるので、(基本的な肢は)考えなくてもパッと正解が選べるようにしたかったのと、選択式対策を意識していたので、択一問題集を完璧にするまで結果として10回やるハメになったって感じですね。
    そのかわり、選択式問題集は2回くらいしかやらなかったですが…
    >最終問題から逆に解いたこともあります(笑)
    これは私もよくやりますよ~。

  9. いーちゃんママ より:

    去年、養護25点で落とし、今年もかなり勉強したけど解答速報で25点!来年はどう勉強すればいいです?全教科受けた方が良いですか?

  10. miwa より:

    >いーちゃんママさん
    養護原理、2年連続で25点とのこと。惜しかったですね…。
    ・まずは過去問で出題されたことのある箇所を潰す。
    ・社会福祉や児童福祉とリンクさせながら勉強する。(児童福祉法や児童福祉施設最低基準など)
    ・試験で出題された統計や調査資料を厚生労働省のHPでチェックする
    ここまでやってもわからない選択肢があった場合は、残った選択肢を常識で判断する…というのが妥当だと思います。
    個人的には、可能なら全科目受験したほうがいいと思います。
    保育士試験は科目間の知識のつながりが多いので、他の科目の知識がヒントになって解ける可能性もあること、科目合格は1つでも多いに越したことはないからです。
    勿論全科目を受験するのが厳しいのなら、科目合格の有効期限が切れるものだけに絞ってもいいのかもしれませんが。