未知の分野の資格を独学で勉強する方法

20130914

全く門外漢な分野の勉強をするとき、どこから手をつけていいのか困ることって多いですよね。
0から1にするのと、1を10に膨らますのは、前者の方が大変だと感じると思います。

本を買って読んでみたはいいけどチンプンカンプンで頭に入ってこないし、なんだか雲をつかむような…手ごたえのなさというかゴールが見えなくて苦しいと感じることも多いでしょう。

そこで、今回は私が「門外漢・未知のジャンルの試験」にチャレンジするときにやっていることを5つ紹介します。

①先人から教えを請う
もし身近にその資格を持っている人や知識のある人がいたら、まずはその人に勉強のコツやノウハウを教えてもらうのが手っ取り早いです。

私も数年前に日商簿記3級を初めて勉強したときは、まず借方・貸方といったところで躓きました(苦笑)
なので最初は「借方と貸方って何なの?」「資産が増えたらどっちに記入するの?」と夫と実家の母に仕訳のルールを教えてもらった記憶があります。月日が経った今では私が旦那に簿記を教える立場になっちゃいましたけどw

②入門書を読む
周りに経験者がいないときは、本かネットで情報を得るしかありません。
宅建の時は「3時間でわかる!LEC式 はじめての宅建教室」、マン管・管理業務主任者の時は「はじめて学ぶマンション管理学」といった入門書を読んでから基本書・過去問に取り組みました。

入門書のほか、漫画やエッセイもいいですね。
とにかく「簡単に」「気軽に」読めるものを選ぶといいでしょう。

③受験体験記を読む
先人の知恵を借りる、という意味では上にあげた「先人から教えを請う」と趣旨は同じです。

ところが、マニアックor難関資格であればあるほど、身近にその知識を持った先人がいる確率は低くなります。

もし身近に(これから受験しようとする)資格を持っている人がいないときは、ネットで先人の受験体験記を探してみましょう。
リアル知人・友人に受験経験者はいなくても、ネットで探せば数件~数十件はヒットするはずです。
よっぽど超マイナー資格でもないかぎり、先人はいるもんだなーと思いますよ。

このブログの受験体験記も…場合によっては参考になることもあるかもw(まぁそういう気持ちで書いてますってことで。)

④資格概要を調べる
試験主催団体のHPには、大抵その資格の概要や設立の背景、目的といったことが書かれています。
その資格が何をする資格なのか?何のために設けられた資格なのか?その資格を持っていると何ができるのか?といった資格そのものの姿を知ることが、問題を解くうえでのヒントにつながります。

国家資格ならば、資格を管轄する省庁のHPもチェックするのがいいです。
法令の条文だけでは理解しづらい制度についても、概要版やチラシ・パンフレットなどわかりやすく解説しているページが多いです。
ここでアウトラインやビジュアルのイメージをつかんでおくと、理解の手助けになります。
(自分の場合、海事代理士試験口述試験前には国土交通省・JCI・地方運輸局のHPのお世話になりました。ここを読んでいなかったら不合格になっていたと思う)

⑤過去問と解説を読む
ある程度資格についてわかったら、とりあえず問題文と解説を読んでみましょう。

全部理解しようと思わなくていいから、問題文と解説を順番に読んで、「試験に良く出るキーワード(単語)」を拾っていくのです。
人は単純に接触回数の多いものほど覚えるもので、過去問題集を一通り読み終わる頃には、良く出題される論点(=繰り返し目にする単語)ほど頭に入っているはずです。

一通りキーワードを拾ったら、基本書の該当ページに戻って周辺知識を固めていきます。
そうすると次に過去問を読んだときは、多少解ける問題も増えてきますし、解説文の言っていることも理解できるようになります。

今はインターネットがあるので、ネットを活用すれば情報は集まります。
上手く活用できそうなものはいろいろ試してみてくださいね。

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コメント

  1. まことです より:

    まことです。対策として妥当だと思います。試験実施団体からの情報は確認した方が結果的に有利に働くと思います。

    • miwa@管理人 より:

      >まことさん
      特に国家資格はそうですね。
      民間のご当地検定だとそうもいかないかもしれないけど…。

  2. 超セク氏 より:

    今、10月下旬から11月上旬の、危険物3連発+排水試験の勉強方法に苦慮してたので、タイムリーなブログでした。ありがとうございます。

    ①から⑤まで、いずれも大切だと思いました。

    全部合格する意気込みで何とか頑張ってみます。

    • miwa@管理人 より:

      >超セク氏さん
      それはそれは。タイムリーなネタでしたか(笑)
      ①~⑤が全くない試験はないはずなので、どれか一つが突破口になるんじゃないかと思います。
      是非全部合格できるよう、頑張ってくださいね。

  3. こまじろう より:

    はじめまして。いつもブログ拝見させていただいております。
    私は今、仕事柄取得しなければいけない試験を控えており、問題解説集とにらめっこの日々です。
    ただ、仕事上で取得必須とはいえ、私にとっては未知の分野のもので、煮詰まっている私にとってはタイムリーな記事でした。
    もうね、読んでも読んでも全然頭に入ってこない・・・
    とにかく読んで読んで読みまくれば良いものなのでしょうか?
    読むコツなんぞありましたら伝授願います。

    • miwa@管理人 より:

      >こまじろうさん

      初めまして。コメントありがとうございます。
      最初のうちは、とりあえず自分にでも理解できそうなところ(比較的難易度の低そうなところ)といいのかもしれませんね。
      あるいは、章が5~6個に分かれているとしたら、まずはそのうち1章だけを短期間で回してみるとか。(1回転する時間が短いほど、記憶の定着効率は良くなります)

      仕事上で取得必須な資格でしたら、仕事と関連していそうな分野からやってみるとか、何か1つ2つできるところを増やしていくといいと思いますよ。

      • こまじろう より:

        本日、法務中級の試験でした。
        自己採点で合格点は超えていたものの(ギリギリ)過去問を回す回数が足りなかった・・・という感じでした。
        一章ずつとにかく読む回数を重ねていきましたが、今回の試験勉強で「過去問」を回す…の意味を理解できた気がします。
        ありがとうございました。

      • miwa@管理人 より:

        >こまじろうさん

        法務中級というと、金融業務能力検定でしょうか。
        ホントに上位資格になると、過去問を回すだけでは足りないんですが、宅建や貸金クラスの資格までなら、過去問グルグル作戦でもどうにか点数がとれることが多いですよ。(過去問を単純に回すだけではなく、適宜参考書を挟んで知識を整理するとなお良し)

  4. MRK より:

    はじめまして!
    難しい試験を次々、突破されて頭が下がります。
    私は今、FP2級を取得せねばならない状況で勉強し始めたところです。3級を取得したのが、10年位前で、一からのやり直しだなと感じているところです。
    テキストや問題集を繰り返す場合、分野ごとに極めていった方がいいのか、全分野を通しで行うのか、勉強に不慣れなもので、アドバイス頂けると嬉しいです。
    あと、お聞きしたいことがまだあります。
    FP2級、日商簿記2級、宅建の
    3つを難易度の順位をつけるとしたら、どうなると思いますか?
    全く記憶はないのですが、大昔、商業高校時代に日商簿記3級を取得しましたが、今もう一度取得するのは、かなり大変な気がします。難易度も上がっているように思います。
    毎日、暑いですがお体大切になさってください。

    • miwa@管理人 より:

      >MRKさん

      初めまして。コメントありがとうございます。
      FPの場合は、科目が割と独立しているのと、試験では科目ごとの足切りがないので、一度ザーッと6科目の問題を見て、取っ付きやすい科目から集中してやっていくのもいいと思います。
      あるいは実技試験の選択科目に合わせて、実技兼筆記対策になる論点を集中してやるのもいいでしょう。

      >FP2級、日商簿記2級、宅建の3つを難易度の順位をつけるとしたら

      自分が勉強にかかった時間は、
      宅建(2ヵ月ちょい)≧日商簿記2級(トータル1ヶ月半~2ヵ月?)>FP2級(3週間) でしたが、どれも勉強時間の個人差が結構大きいと思います。
      宅建は「不動産特化・少し難しい」
      日商簿記2級は「難しくはないけど、オール記述なので勉強が面倒臭い」
      FP2級は「広く浅い試験」
      という印象です。

  5. 泰斗 より:

    私は未知の分野を勉強するときはまずは過去問の熟読から始めます。
    テキストから始めると挫折することが多いからです。
    過去問がないものは暗中模索になるのでなかなか手が出せません。

    結局過去問演習だけで合格できたのは
    宅建、マンション管理士、管理業務主任者、総合旅行業務取扱者、
    測量士補、2級ファイナンシャルプラン技能士、2級知的財産管理技能検定
    この辺りは難易度的にも過去問だけで十分と言うのが感想でした。

    同じ感じで行政書士と社会保険労務士、環境計量士(濃度関係)を
    受けたら、全滅しました(笑)
    で、テキストを読み込んで再チャレンジした行政書士はなんとか200点以上
    とれて合格。他の2科目は手つかずになってます。

    今回はまたまた過去問だけの学習で通関士に挑みますが、運が良ければ
    いけるかな?と思っています。←甘すぎますか?
    基本、独学なのと1日に30分程度しか学習時間が取れないので
    最近は停滞気味です。

    5月頃は土地家屋調査士の勉強をしていたのですが、書式が進まないので
    今年は受験しないことにしました。

    甲種危険物取扱者、貸金業務取扱主任者、基本情報技術者はテキスト読破だけで
    なんとかなったような印象があります。

    まあ、一生のうちで最も勉強した国家試験は医師国試でしたが…(笑)
    ただし、これは未知の領域ではありませんでした。

    • miwa@管理人 より:

      >泰斗さん

      >まずは過去問の熟読から始めます。テキストから始めると挫折することが多いからです。

      この辺は私と似てますね~。やっぱり未知の分野ですと、テキストを読んでもさっぱりわからなくてページが進まないのがダメですね。

      >行政書士と社会保険労務士、環境計量士(濃度関係)

      環境計量士はよくわからないけど、行政書士と社労士は確かに過去問だけだと厳しいのはありますね。
      過去問は解けるのは当たり前で、更にその一歩二歩先に進んだところまで理解しなきゃいけないというか。
      宅建や管業クラスまでなら過去問の繰り返しで点数が取れるけど、合格率1ケタクラスの資格になると、それだけでは足りないというのは何かわかります。

      土地家屋調査士は最近興味を持っているんですけど、書式の勉強は中々面倒な感じがしますね。
      でも通関士だって中々難関じゃないですか(苦笑)択一式で正解数ゼロ?の問題もあると聞きました。

      医師国家試験は…私には全然未知の領域ですよ…。
      そもそも、学部に入学するまでの勉強量と、学部に入学してからの勉強量が膨大というイメージです(汗)

    • MRK より:

      失礼します。
      泰斗さんは、医師ですか?
      もしそうなら資格取得は、何のためですか?

  6. MRK より:

    ご返信ありがとうございました。
    miwaさんは、普通のOLと称されていますが、金融関係や不動産関係ではないのですか?
    実は銀行員の私ですが、確実に1回で受かる、来年1月受験までの試験を最近探し始めたのです。FPより簡単そうな金融窓口技能士2級に決めました。FPと受験日が同じなので、FPは来年5月にしました。

    • miwa@管理人 より:

      >MRKさん

      はい。金融でも不動産でもないのに、金融と不動産関係の資格をとりまくってます。
      何の業種かは内緒ですが(身バレが怖いのでw)、経理系のお仕事をしている、とだけ言っておきます。

      銀行員でしたら、金融窓口も2級を受けられますよね。私は受けられたとしても3級までなので少し羨ましいです。

  7. 真紀 より:

    初めまして、こんばんは。
    今年、社労士に挑戦しようと思っています。
    過去問を立ち読みして、2〜3問解けた事で気を良くしたのがきっかけです。

    ただ…テキストを購入したのはいいのですが、上手く言えないのですが、全く自分の勉強に自信がありません。

    過去問を読んでテキストに戻る、という感じなのですが、miwaさんはどのように勉強されましたか?

    ここの記事を拝見して、思い切って質問してみようと思いました。

    最後になり申し訳ありません。
    3級販売士、薬膳・漢方検定試験合格おめでとうございます。

    • miwa@管理人 より:

      >真紀さん

      はじめまして。コメントありがとうございます。

      社労士の時は、過去問を解く(1肢ずつ正誤を検証する)、テキストを読んで復習する、横断式のテキストを読む、選択式の問題集を解く、法改正をチェックする、ですね。

      選択式と択一式の両方の対策が必要なので面倒かもしれませんが、択一式の問題でもって、用語と数字を覚えるようにしたり、横断式のテキストで法律間の微妙な違いを意識して覚えるようにしていました。

  8. 真紀 より:

    こんばんは。
    早々の回答、ありがとうございます‼
    とても参考になりました。

    選択式と択一式両方の対策が必要だなんて考えたこともなかったので、質問して良かったと思います。

    細かい数字は後でもいいかなと、のんびりしていましたが、早い段階から覚えていこうと思います。

    まだ始めたばかりですが、せめて正誤の説明が自分でもできるくらいにはレベルを上げたいです。

    ありありがとうございました。

    • miwa@管理人 より:

      >真紀さん

      最初のうちは細かい部分はそれほど気にしなくてもいいと思います。
      ある程度理解が進んでからでいいです。
      まずは択一式対策から頑張ってみてください。

  9. 真紀 より:

    こんばんは。
    その節はとても丁寧に回答を頂き、ありがとうございました。

    今日、社労士の試験を受けて来ました。
    終わった今の気分は、お通夜会場さながらどんよりしています。

    来年、再挑戦です‼
    勉強したことが勿体ないので。

    と、またしても質問なのですが、テキストや問題集を新しく購入すべきか悩んでいます。
    余白に書き込をしているせいか、あちこちに目がいってしまう…というのが理由です。

    アドバイスを頂けますと幸いです。

    • miwa@管理人 より:

      >真紀さん
      社労士試験お疲れ様でした。
      自己採点の結果はどうったのでしょうか?
      合格率一桁ですし、1回でストレートに受かる人のほうが圧倒的少数派ですから、あまり落ち込まなくても大丈夫ですよ。

      テキストや問題集は、買い換えてもそのまま使ってもいいと思います。
      法改正が多いので、あまり古い参考書を使うのは考え物ですが、翌年に持ち越す程度なら問題ないでしょう。

      でも買い換えることで、心機一転、また新たに頑張ろうとテンションがあがるんだったら、変えてもいいのかなと。
      ただ、買い換えるなら、今まで使っていたのと同じシリーズの2016年版という条件付ですね。いろいろと目移りしたくなると思うけど、他の参考書への浮気を繰り返すのはよくないと思います。