甲種危険物取扱者合格発表。やっぱり物理化学が鬼門か?

8月21日に、札幌で受験した甲種危険物取扱者の合格発表がありました。

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ドキドキの合格発表!

危険物取扱者試験は、試験問題が持ち帰れないため、自己採点ができないんです。
東京の中央試験研究センターで受験すると、即日または3~4日後に結果が発表されるんですが、地方会場の場合は結果が出るまで2週間~3週間かかり、結果が出るまで結構もどかしいですね。

じゃあ都内で受験すればいいじゃないかとツッコまれそうだけど、久しぶりに札幌に帰って避暑したかったんです(爆)

さてさて、消防試験研究センターのホームページで合否の確認してみましたよ!!

「北海道」を選択。公示日の正午にセットアップとのことですが、実際には11時58分くらいから結果が見られる状態でした(笑)

甲種をクリック↓

kikenkou

私の番号……ちゃんとありました!!


わざわざ札幌に帰って受験したので、これで落ちてたら羽田-新千歳間の往復航空券代が勿体無いな~と思っていたので、ホッとしました(^^)

合格率は…どのくらいなんでしょう?
北海道全体の甲種合格者数は42人、欠席者の数も考慮すると、合格率は3割強といったところでしょうか。
(ちなみに4月~6月の危険物甲種の合格率は30%とのこと)

物理化学はギリギリセーフ!

帰宅すると、結果通知のハガキも届いていましたよ(おそらく当日に届くように手配したのかな?)

DSC_0054

結果は、法令が80%(15問中12点)、物理化学が60%(10問中6点)、性質・消火が90%(20問中18点)でした。
(注:合格基準は、各科目それぞれ60%以上の得点。法令9問、物理化学6問、性質・消火12問以上正解が必要)

当日試験が終わった後の感触は、法令と性質消火は6割以上とれている自信はあったものの、物理化学で自信を持って正解を選べたのが10問中4~5問程度で、物理化学で落としている可能性も無きにしも非ず…結果を見るまでは不安がありました。あーやっぱり物理化学はギリギリだったか~。

甲種試験対策方法・使用問題集

甲種の試験対策では、甲種危険物取扱者模擬テスト―本試験形式! と、わかりやすい!甲種危険物取扱者試験の2冊を使っていました。

物理化学で6割をとるには?

物理化学については3~4問は模擬テストとほぼそっくりの問題が出たものの、この2冊では触れられていない箇所についても3~4問ほど出題されてかなり焦りました。

乙種4類のときは、わかりやすい!乙種第4類危険物取扱者試験1冊やるだけで法令満点・物理化学と性質消火それぞれ8割が取れたんですけどね…。甲種はさすがに一筋縄ではいかないみたいです。

なので、特に文系出身で物理化学に不安がある人は、上記2冊以外にも全国危険物安全協会が発行している例題集などで問題演習のバリエーションをもう少し増やすか、場合によっては高校生向けの化学の教科書や参考書を使って基礎固めをするのがいいかもしれませんね。

法令と性質・消火は問題集をやればOK

法令と性質・消火は上で挙げた2冊で問題演習を繰り返せば、十分合格点がとれます。
「法令」は乙種に比べると細かい(というか問題文が少し長くなる)です。でも問題集をやれば十分対応可能なレベルです。
乙種と比べて少しややこしいのは、乙4試験で法令を受験したときは、乙4のみの指定数量(50ℓ、200ℓ、400ℓ、1000ℓ、2000ℓ、4,000ℓ、6000ℓ、10000ℓ)を覚えればよかったものが、甲種の場合は1~6類の指定数量を覚えなくてはいけない点です。

といっても、1・2・3・5・6類の指定数量は、4類に比べればそれほど細かくはないですが。

「性質・消火」も、選択肢そのものの難易度は、乙種試験と殆ど変わりません。
ただ甲種試験は6種類全部が一度に出題されるので、各類ごとの性質や特徴・消火方法が混同しないようにするのがキツかったですね(水に溶ける、アルコールに溶ける、比重が1以上、消火の際は注水厳禁、など)。

それでも、1類~6類を甲種試験の直近に全部受けて一通り勉強していれば、多分そんなに難しいものではないでしょう。

県外からの免状申請

ところで、免状申請…北海道収入証紙じゃなきゃダメなんですか?
埼玉で乙1を受験したときは、県外の人は現金書留可って書いてあったけど、今回の通知書にはどこにも書いてないんですよね…。
北海道って他の県からの受験生が殆どいなさそうだから、敢えて書いてないだけなのかなぁ。他都道府県の対応からすると、多分現金書留で対応してくれるとは思うんですけどね。

※9.8追記:消防試験研究センター北海道支部に電話して、「北海道外に住んでいるので収入証紙が手に入らないんですけど…」と言うと、それなら現金書留で必要書類と手数料を送ってください、ってアッサリ言われちゃいました。
郵便局で交付申請用紙・返信用封筒・現金2,800円・既得免状を入れて現金書留を送ってきました。

参考:危険物甲種と乙種全種類制覇の違い

取扱可能な危険物は同じですが、甲種と乙種全類の決定的な違いは、危険物保安監督者の選任要件です(甲種の場合は、実務経験に従事した危険物の類に関係なく全ての類の保安監督者となれるが、乙種の場合は類ごとの実務経験が必要となる)。

甲種危険物取扱者の特典(乙種・丙種にはない)

・危険物保安監督者に選任されている甲種危険物取扱者は、防火管理者資格を自動的に取得できる。
・陸上自衛隊の技術陸曹任用資格
・東京都公害防止管理者の1種講習の受講資格が得られる(乙種のみの場合は2種)

わかりやすい!甲種危険物取扱者試験

甲種危険物取扱者模擬テスト―本試験形式!

コメント

  1. nobizou より:

    はじめましてnobizouと申します。
    ワタクシ、工業高校出身の40over野郎なのですが、最近になって資格取得に目覚め、危険物甲種取得のチャンスまでこぎ着けた者です。
    先日、地元で二回目の受験にのぞんだところ、やはり物化で失神してしまいました。
    そこで「危険物 甲種 物化 鬼門」と検索したところ、ここに辿り着きました。
    バックボーンこそ随分違いますが、勉強では自分と同じテキストを用いていたのにスパっと合格されたという点や、自分では見つけられなかった講習用テキストの存在などを知ることが出来て大変参考になりました。
    テキストは早速購入して次回の試験対策とするところです、ホントにありがとうございました。
    なお、初コメの上、大変失礼ではございますが、当方ブログを展開していまして、ここのページについてリンク参照先とさせて頂きたいのですが、よろしいでしょうか?
    勝手でスミマセン、よろしくお願い致します。

    • miwa より:

      >nobizouさん
      はじめまして。コメントありがとうございます!
      危険物甲種受験お疲れ様です。
      確かに危険物甲種の物理化学はなかなか一筋縄ではいかないですよね。
      私はたまたま一発で合格できたからよかったですけど、結構ヒヤヒヤもんでした。
      もし落ちていたら、件の問題集を買おうかな…とは思っていましたが。

      リンクの件はどうぞご自由に貼ってくださいませ。
      2●hへの晒しとかじゃなければ全然オッケーですよ~。
      わざわざご連絡ありがとうございます。

      • nobizou より:

        改めて色々ありがとうございます。
        早速ブログに使用させていただきました。

        なお、2系関連へはアンチの側ですのでご安心ください。
        あ、遅ればせながら今になって「リンクフリー」の件を見つけました、失礼しました。

        また合格した際には、改めてご挨拶させていただけたらと思っています。返コメも御丁寧にありがとうございました。

      • miwa より:

        >nobizouさん
        こちらこそ。リンクありがとうございます。
        1回目と2回目の受験記も拝見しました。今回は千葉で受験されたんですね。
        次回こそぜひ合格できるといいですね。
        (だけど案外今回で受かっているかもしれませんよ?)

  2. nobizou より:

    こんにちは miwaさん、お世話になっております。
    ご指摘のとおり、なんとビックリの結末になっていました(笑)

    嬉しい誤算と言うか、杞憂に終わったようです。
    正直まだ納得はしていませんが、今後もひきつづき様々トライしていくつもりです。

    まずは御礼まで。
    本当にありがとうございました!
    また参考にさせてください!

    • miwa@管理人 より:

      >nobizouさん
      甲種合格おめでとうございます!
      物化なかなかの高得点じゃないですか!!
      試験問題が持ち帰れないので、どこが間違っててどこが合ってたのかわからないのが受かっても落ちても悶々としちゃうところなのでしょうが…。

      今後は何の資格にチャレンジされるのでしょうか?
      是非頑張ってください。

  3. 名無し より:

    はじめまして
    管理人さんは合格できたとのことですが
    文系の私は3年前から物理化学で落ちまくってます

    法規はほとんど手をつけず要点のチェックと問題集をすこしだけこなすだけで60点は確実に取れますが物理化学が50点とあと1問というところまでいったことがありますが3割ぐらいしか取れません

    性質・消火は60点超えますが勉強しないとすぐ50点台といった具合です。玉砕しまくって感じたことは弘文社の特急マスターによると各類の代表的な物質しか出ないとあるが全然そんなことはないというのが実感です

     玉砕しまくってるので基本テキストと問題集を弘文社の工藤本にして物理化学をやっているがいろいろ手広く資格をとるより時間をかけて長期間甲種危険物に専心しないと無理っぽいです。


     管理人さんはたくさんの資格の勉強中の中で甲種危険物を準備期間と勉強は試験前の何ヶ月前ぐらいから1日どれくらいの時間をかけて勉強されましたか

    • miwa@管理人 より:

      甲種危険物の準備期間は、2011年の毒物劇物取扱者試験の後から勉強をしたので、10日くらいですね。
      ただ、私の場合は、乙4以外の乙種1・2・3・5・6類を2011年3月~5月にかけて取得していたので、性質・消火についてはあまり勉強せずに済みました。
      法令は模擬問題集を解けば対応できますし…。10日のうち半分以上は物理化学対策に使っていたと記憶しています。
      1日の勉強時間は2~3時間くらいだったかな(前日は5~6時間くらいやりましたが)。
      性質・消火はたまーにマニアックな物質もでますよね。そんなん聞いたことないわ!みたいなのとか(笑)

      性質・消火で点がとれないのは、おそらく各類ごとの本質的な特徴をつかみきれてなくて、混乱しているのではないでしょうか?
      一つ一つ細かく暗記するよりも、まずは各類ごとの特徴をつかんで、そのあとで各物質ごとの特徴や例外事項を覚えるようにしてみては。

  4. 廃人28号 より:

    管理人様 こんにちは
    以前 消防甲種4類をもってて危険物甲種を受けるといった者です。

    無事 危険物甲種合格いたしました。
    ここのサイトの情報が役に立ったと思います。
    ありがとうございました。

    • miwa@管理人 より:

      > 廃人28号さん

      危険物甲種合格おめでとうございます!
      文系で乙種4種類受験者だと物理化学で苦労する人が多いんですが、消防設備士甲種に合格できるだけの力があれば、ちゃんと勉強すれば大丈夫だろうとは思っていました。
      よかったですね。

  5. DOUS より:

    おつかれさまです。毎々古い記事へコメントしてしまい申し訳ございません。
    3/6埼玉の甲種危険物取扱者へ向け勉強着手しました。
    笹塚で毎週やってるイメージありますが、実はそのほとんどが乙四なんですよね。
    乙12356もKO線在住なのに全部都外でした。

    さて、着手所感ですが乙を受け始めてから一年くらいなのに結構忘れてますよ。
    ただ、以前アドバイスいただいた通り、乙1~6を受けたおかげでうろ覚えながら「やってて良かったぜ」と思うことが多く、とても感謝してます。
    ありがとうございました。

    そんな中、やはり物理化学が鬼門っすね。
    「ボイルシャルルの法則」など、特に計算問題は苦手なのでしっかり押さえないとヤバいっす。
    法令と性質・消火はやり込めば何とか土俵入りできそうなので、申込み期間がきたら出願しちゃいます!
    年末年始イベント続きますが、ご体調崩さぬよう、気を付けてください。

    • miwa@管理人 より:

      >DOUSさん
      3月に甲種を受けるんですね。頑張ってください。
      乙種の性質の問題は、1種類ずつ受ける分には難しくないけど、6種類を同時にまとめて出題されると、なかなかボリュームがあって大変です。
      (厄介なのは、6種類全てが出題されるのに20問しか出題されないので、的が絞りにくいところですね。)
      その上、甲種の物理化学と法令は、乙種に比べると1段階難しくなるので、ちょっと回り道でも、乙種を1~6類まであらかじめ取っておいたほうが、甲種合格までにかかる時間は短縮されるでしょう。

      ちなみにボイル・シャルルは、高圧ガス系試験や毒劇なんかでも出題されます。
      他の資格試験でも使う定番の公式ですので、ここで覚えると他でも使えますよ。
      (電気系だったらオームの法則かな)

  6. DOUS より:

    先日甲種危険物受けてきました。

    出来栄えにつきまして、法令や性状はまぁまぁでした。

    特に性状はmiwaさんご推奨通り、乙全部勉強していたので、うろ覚えの基礎があり、上積み役に立ちました。

    ただ、物理化学が芳しくなかったです(泣)

    それでも結果が出るまでは合格とも不合格とも言い難いという状況なので、何とか土俵入りはできました。

    ダメだったとしても可能性がゼロじゃないことは実感できたので、何度でもトライしようと思います。

    アドバイスありがとうございました。

    ちなみに4月から東京会場は当日発表&交付が復活するようです。
    (ドキドキの時間帯っすかね!)

    それを体験するのも悪くないかなぁ~と前向きに考えます(笑)

    • miwa@管理人 より:

      >DOUSさん
      危険物甲種、お疲れ様です。
      やっぱり物理化学がネックでしたか…。

      乙種1・2・3・5・6類では落ちる人=立ち去る人が殆どおらず(大抵2種目中1種目は受かる)、乙種4類は半分ちょっとが立ち去ってましたね。
      でも甲種は合格率からすると、3割前後くらいしか残らないでしょうから、落ちた人が去った後の教室はすごく寂しい感じになっちゃいそうですね。
      当日発表&申請は、まるで運転免許の試験場みたいな感じですよ!