「刻字」を体験してみました!

私が通っている太極拳のクラスに、書道・刻字の先生をなさっている方がいまして、「刻字」の体験をさせていただくことになりました。

今回はワークショップ・1日体験ということで、半紙半分サイズの石膏ボードに彫るとのことです。


まず、字(何を彫るか)を決めます。

私が選んだ字は「捷径」です。
※「捷径」とは、「近道。転じて、ある物事に通達する、手速い方法。はやみち。」という意味です。

先に体験していた方からは、「画数が多いと彫るとき大変だよ!」とは聞いていたものの、せっかくこういう機会ですから、どうでもよい文字を彫るよりも、自分的に何か意味のある言葉がいいなぁと。

あと、自分への漢検1級合格祝いというか、このブログ(あるいはfacebookページ)のヘッダー画像になりそうな言葉がいいかなと思ったので、一昔前の漢検1級問題集のタイトル(合格捷径―1級合格のための用例・問題集)から借用しました。
ちなみに、漢検1級・準1級では、四字熟語「終南捷径」の書き取りで出題実績があります。

字が決まったら、先生にお手本を書いていただき、毛筆の練習をします。

上が先生のお手本。下が私の字。

お手本は隷書体です。

ちなみに、私の書道歴はというと…小中学校の授業でやっていた書道だけ。
当然、草書も行書も隷書体も、書き方を習ったこともなければ、書いたこともありません。

そんなわけで実に約20年超ぶりの書道です。筆を持つ手が震える…。
なのに隷書体…。

でも20年ぶりに筆を握った割には(?)意外といい感じじゃないですか(笑)
決して上手とはいいがたいけど、下手なりになんか纏まっているというか、味があるというか。
むしろ楷書体だと、書道のヘタクソぶりがどうにも誤魔化しきれないので、隷書体にチャレンジしてよかったかも。

書体が決まったら、アクリル絵の具で、石膏ボードに色を塗っていきます。

最初は、紺か青がいいかな~と思っていたんだけど、道っぽいイメージで、千歳緑(せんざいみどり)をバックにしました。

縁のところも色を塗る必要があるので、空き箱の上にボードを載せて塗るのですね。なるほど~。


これはmiwaのお隣で作業するダンナの手です(笑)

色を塗り終わって、絵の具が乾いたら、文字をボードに写していきます。


半紙の下にチャコペーパーを敷いて、鉄筆で半紙の上からなぞって転写します。

このとき、単に輪郭をなぞるのではなく、筆順に従ってなぞるのがコツなのだとか。

転写後はこんな感じになりました。

ダンナがコレを見て「なんか黒板みたいやな」という!確かにこれは黒板に見えるwww

ボードへの転写後は、彫刻刀(サイズの違う平刀)を使って、文字を掘っていきます。


最初は線の内側にそって平刀を入れて行きます。
平刀で入れた線に対して垂直になるように、ボードの方を回転させながら彫っていきました。

彫りはある程度完成。
あとは白い線に沿ってもう少し彫って、石膏が欠けてしまったところ(彫りすぎてしまったところ・剥がれてしまったところ)は絵の具で補修します。
それにしても、斜めや曲線部分、細かいところを彫るのは難しかった!
石膏は柔らかいので、彫りやすいかわりに崩れやすいんですね。

閑話休題。

ある程度彫り終えたところで、お土産の桜餅を食べて、お茶を飲んで休憩(笑)
さすがに腕と首が凝ってきた…。

彫りが終わったら、文字に色をいれます。
文字の色は金色がいいと言うと、金色にも3~4種類があるようで、ちょっと明るめの金色を選びました。

太さの違う筆を3~4本くらい使って、色を入れていきます。
これも油断していると、バックの方にはみ出してしまうんですよね…。



ちなみに、はみ出した絵の具は、綿棒に水をつけて素早く拭き取るといいそうです。
アクリル絵の具なので、乾くと固まっちゃいますからね。乾く前に取る!

文字の色をいれ終えた後は、もう一度バックの色を上塗りしていきます(下書きの白い線を消すためです)。

左下の署名は、切出刀か小さな平刀を使って彫ってます。
爪楊枝で赤色をいれました。
これが字が細い・小さい上に曲線!油断すると石膏が剥がれる!
なにげにここが一番難しかったー。


ついに…作品完成です!
パチパチパチパチ!苦節(?)5時間!頑張りましたー。あっという間の5時間だったわ…。


初めての刻字でしたが、それなりにいい感じな作品に仕上がったんじゃないかと思います。
予定時間を超過しちゃいましたが、ホントにありがとうございました。


今日の刻字作品は、さっそくfacebookページのヘッダー画像にしました。

書道教室は数多くあるけど、「刻字」を教えてもらえる機会というのは多分滅多にないことだと思うので、なかなか貴重な体験だったと思います。
マジで書道教えていただこうかしら…。

おまけ…旦那の刻字作品

ラーメン店の看板に使えそうだ(笑)というか何気に書道上手やん。
さすが小学生のころに習字を習っていただけあるな。

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コメント

  1. りゅう より:

    自分なら龍(竜)の入った文字の 
    刻字したいです
    本名にも使われてるし

    インフルエンザで1週間ダウンしてましたw
    おかげで床上操作式クレーン行けず(・・;)

    まー趣味資格だし、受講料もまだ払ってなかったし良しとしましょー


    甲種1類の学習してますが
    確かにボリュームありますが
    機械保全技能士、電気工事士、甲種4類で
    やった所が多いのであまり苦になってないです  


    早めに製図とりかかりたいです

    • miwa@管理人 より:

      >りゅうさん
      自分の名前か~。龍(竜)はカッコイイですね。
      自分的には、刻字のための刻字じゃなくて、せっかくだからブログに使えるものを作ろうと思っていたので、このチョイスになりました。
      インフル大変でしたね。回復しましたか?
      甲種1類は、覚えることが多いので結構大変だとは思います。
      覚えることが多い分、本試験では鑑別で1~2問くらい、「!?」と思うような問題も出るので、製図でちゃんと得点できるようにするのがコツだと思います。頑張って下さいね。

  2. ピタヤ より:

    字が上手いと良いですよ!自分は悪筆なので憧れます( ..)φメモメモ

    • miwa@管理人 より:

      >ピタヤさん
      いいですよねぇ。私の捷径にしろ、ダンナの拉麺にしろ、お手本の書体をサラサラッと書いちゃう先生が羨ましくて羨ましくて…。