海事代理士口述試験 ドキドキの合格発表!(官報で確認)

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今日は、海事代理士試験(筆記試験:9/28 口述試験:11/26)の合格発表がありました。

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朝8:30にいち早く官報チェック!

官報と国土交通省HPで発表されるとのことだったのですが、官報なら当日朝8:30から見られるので、スマホアプリの「官報ダウンローダー」を使って今日の官報をダウンロードしました。

職場近くのカフェでコーヒーを飲みながら、ダウンロードした今日の官報号外31ページ目を開いてみると…

私の受験番号…ありました(゚∀゚)!!!

そりゃよっぽどのことがない限り合格してるだろ、っていう自信があるならあまり緊張しませんけど、口述試験の手ごたえが五分五分(点数にすると24点±2点くらい)だったので、ダウンロードしたファイルを開くときはものすごくドキドキ(p′Д`;)(;′Д`q)しました。
だから自分の番号を見つけたときは、テーブルの下で小さくガッツポーズ(☆>∀σ)┘しちゃいました。

マン管蹴った甲斐があった?

口述試験対策を兼ねてわざわざ小型船舶操縦免許も取りに行ったし、マンション管理士試験も棄権してこっちに絞って受験したので、短い勉強時間だったけど結果が出せてホントによかったです(涙)

だって今年は簿記も行政書士も難関資格にはことごとくフラれちゃいましたからね…○| ̄|_ なんとか1つ、そこそこな難易度の資格をゲットできてホッとしました。
よし!これで来年は心おきなくマン管試験が受けられるぞー!←このへんが資格マニア脳w

口述合格率…思ったより低っ!

ところで国土交通省のHPにある、平成24年海事代理士試験合格者を見ると、

筆記試験出願者 541名 筆記試験受験者数400名
筆記試験合格者数202名
受験者に対する合格率50.5% 受験者の平均正答率57.9%

口述試験受験資格者220名(今年度筆記試験合格者202名・筆記試験免除者18名)
受験者数212名 合格者数128名
受験者に対する合格率60.4% 受験生の平均正答率62.3%

てゆーか、今年の口述合格率…例年よりもかなり低くね!?
例年はだいたい8割前後(悪くても7割)は受かる試験のはず…なんですけど。船舶安全法をはじめとした新作問題がネックになったんでしょうか。

最終合格率は口述合格者128名/(筆記受験者400人+筆記免除者18人)=30.6% か。
これ…海事代理士試験史上最低の合格率じゃないですか?
※注;海事代理士合格マニュアルに載っていた海事代理士試験実施状況をみると、平成8年~平成22年までのうちで一番合格率が低かったのは、平成11年の29.95%でした。この年は口述試験の合格率が50%とこれまた異常に低かったようです。

口述の自己採点…ギリギリ合格だった!?

国土交通省HPに口述試験の問題と模範解答が掲載されていたので、改めて自己採点(*模範解答及び模範解答の具体例を答えられたものを正解としてカウント)してみると、船舶安全法4点、船員法4点、船舶法6点、船舶職員法10点でした。

合計すると…なんと24点(爆)
(※口述の合格基準は、40点中60%以上の得点(24点以上)を挙げたもの)

場合によってはここに部分点も+1~2点くらい加算されているかもしれないですが、いくらなんでもギリギリすぎやろ自分wwww

はっ!これはもしや基本情報技術者午後試験ギリギリチョップ合格の再来ですか!?

つまり基本情報午後試験では「情報落ち(*試験終了15分前にみつけた唯一答えがわかった問題)」に救われ、海事代理士口述試験は「(船舶職員法の試験官の助け舟で答えを捻りだした)USJ」に救われたってことですね。わかります。

それにしても、苦手にしていた「船舶職員及び小型船舶操縦者法」で他の科目の失点をカバーするとは、本試験では何があるかわからんw
まぁ得点源にするはずだった船員法と船舶法で凡ミスをして得点が伸びなかったってのもあるけど。

ところで、答えが気になっていた船舶法の「船舶に標示すべき事項」は、「船舶番号」「総トン数」「喫水の尺度」か~。 なんだよそんなに難しく考えなくてもよかったじゃん。なんで信号符字なんて答えちゃったんだ自分w

あと船員法の「時間外労働による割増手当が適用除外となる作業」はやっぱり間違えていた!ガーン!
私、「法定労働時間外において作業に従事させることができる場合労働時間規制・割増手当、労働時間の限度適用有り)」の方を答えちゃったよ。

素直に定番問題の模範解答(防火操練・救命艇操練と人命救助のケース)を答えておけばよかったのに、なんでわざわざレアなほうを答えるのかね自分w
多分昨年出題された問題と知識が混ざっちゃったんだなー。

記念に官報買いました

海事代理士合格発表 官報掲載

さてさて仕事帰りに、神田の官報販売所(9:00~18:00まで営業)に寄って官報買って来ました。
合格発表といっても受験番号だけしか載っていないので微妙だけど、丸一日拘束される筆記試験に口述試験と結構面倒くさい試験だったし、サムライ資格ゲット記念ということで。

ところで今の国土交通大臣は羽田雄一郎氏か。元総理大臣・羽田孜氏の息子さんか
衆議院議員総選挙は12月16日にあるけど、合格発表日は今日だからこの人の名前で合格証書が発行されるのかな?

※筆記試験・口述試験の勉強法については後日記事をアップする予定です。

難易度

★★★☆☆☆ B-(普通よりも少し難しい)

試験そのものは、法律系国家資格の中では簡単な部類。
問題文の難易度からすると、宅建や管理業務主任者よりもずっと簡単なんですが、試験形式が記述と口述なので、択一式とは違った対策法が必要。
また、ただでさえ試験対策教材が乏しいのに、市販されている過去問題集もイマイチなので、ネットや法令集をうまく駆使して情報収集する必要があるので面倒くさいです。難しいというよりも「手間がかかる試験」と言った方がいいでしょうかね。

コメント

  1. マッドポリス芹沢 より:

    こんばんわ。
    管理人様、合格おめでとうございます。
     今日の10時に国土交通省のHPに行ったのですが、
    へたれで勇気がなく合格者のところを開くのに10分ほど
    踏ん切りが付きませんでした。
     意を決して見に行きましたが、自分の番号があって驚きました。
     安全法全滅、他は舞い上がり何を聞かれたか何と答えたか覚えておらず
    間違いではなかろうかと官報を買いに行った次第です。
     しかし、口述6割とは…。来年からの筆記まで絞ってくるのではないかと
    いらぬ勘繰りをしてしまいます。
     知人に東京土産を買っている手前、なんとか合格していて体裁が保てて
    ほっとしています。
     来月、FP二級があるので、いつまでも喜んでいる場合ではなく来週から
    また勉強です。
     管理人様も大きな目標に向けて頑張ってください。
     おめでとうございました。

  2. miwa より:

    >マッドポリス芹沢さん
    ありがとうございます。マッドポリスさんも合格おめでとうございます。
    私は10時の発表が待ち切れなかったので、8:30の官報発表を見ちゃいました。
    船舶安全法は全滅と思っているかもしれないけど、部分点がもらえたのかもしれませんよ?
    あと他の科目は無意識のうちに正しいことを答えていたとかw
    本当に今年の口述合格率はなんなのでしょう。来年の筆記試験難化フラグですかね?
    ただ口述合格率は結構年によって変動があるところを見ると、採点基準は特別甘くも厳しくもなく、割と機械的に採点処理しているんじゃないかなと思いました。
    来月のFP2級も頑張ってください!私もFP1級学科に向けて気をひきしめないと!!

  3. スマイル より:

    合格おめでとうございます。
    マンション管理士を棄権してまでも、受験した甲斐がありましたね。
    ギリギリでも合格は、合格です。
    いや~おめでとう!
    自分もギリギリでもいいので、管業合格してないかな(笑)

  4. miwa より:

    >スマイルさん
    ありがとうございます。
    点数がハッキリ開示されるわけじゃないですが、基本問題を2問落としちゃったのに後から気付いて悶々としていましたw
    マン管を棄権してこっちも不合格だったら私は失踪するところですよw
    管理業務は例年19~20%におさまるように合格ラインを調整しているので、合格発表日にならないと合格ラインがわからないのがもどかしいですよね。合格されているといいですね。

  5. pom より:

    管業か宅建のどちらにコメントをするか迷い、こちらにコメントさせて頂きました。
    (またコメントがアチらコチらに飛んで申し訳ありません)

    数年前から資格試験受験の検討資料(目安)として、資格の種類と難易度をネットで色々調べていましたが、当然ながら主観的判断なのでサイトにより異なり、難易度を迷う資格がいくつかありました。(例えばこの海事代理人は「行政書士と同じ、宅建と同じ、その中間」の3段階があり迷っていました)

    なので実際に資格試験を受けて同一基準で比較できるniwaがつける難易度はとても参考になります。
    (自惚れで申し訳ありませんが、私の学力は受験前のmiwa様からそう大きくは劣っていない(頑張って勉強すれば何とか追い着ける)レベルのように感じられるので)

    そこでお願いですが、私が受験を考えている宅建・官業は難易度がついていないので(もし見落としていたのなら申し訳ありません)、お教えいただけたら幸いです。
    ちなみに自分は宅建・管業ともにBと想定し、その下のB-には日商簿記2級・FEを設定しております。
    この基準だと海事代理人はB(日商簿記2級よりは難しそう)になるのでしょうか。

    • miwa@管理人miwa@管理人 より:

      >pomさん

      宅建・管理業務主任者はそれぞれBってところでしょうね。
      ただ、海事代理士は宅建や管理業務主任者と違って、一次の筆記が記述式、二次が口述試験なので、これはこれで面倒くさいんですよね。
      海事代理士は思考型ではなくて単純暗記型の試験なので、理屈はよくわかってなくても覚えてしまえばどうにかなります。
      まぁその覚える作業が苦痛な人にはキツいと思いますけど…。
      宅建や管理業務主任者はちゃんと理屈を理解していないと問題が解けない面があるけど、マークシートなので効率よく勉強できるという感じ。
      少なくとも行政書士と同じ難易度ってことは絶対にないです。行政書士のほうが難しいです。
      トータルの学習時間は、宅建=海事代理士1次+2次ってところでしょうか。

  6. pom より:

    ご回答ありがとうございました&受験お疲れ様でした。
    いきなり1級でしかも9割得点はすごいですね。
    級のある試験は何級から受けるかで悩むので難易度分析は重要ですね。

    miwa様の評価した難易度はとても参考になるのですが、載っているものといないものがあり、載っているものも探すのに多少手間取るので、取得資格一覧に載っていると有難いです(笑)。
    ちなみに私が調べた感じ(知名度の高いor興味のある資格)では下記の通りでした。
    ご意見(「これはちょっと違う」と思うもの)があればご教示いただけたら幸いです。

    ●SとS-は雲の上過ぎるので(超難関)、細かい差は無視して2段階に集約
    (弁理士≧司法書士≧or≒税理士≧不動産鑑定士みたいですが人によって異なります)
    ●A・A-は難関資格(Bは難関資格のの基準、Aは初学者が独学で目指せる最終目標)
    ●【】は受験資格が厳しく受験自体が難しいが、知名度の高いので参考に載せた資格

    miwa様は年アド2級=難関、財務2級≠難関ですが、同じ2級でも違うのですか?
    海事代理士はmiwa様はB-でしたが宅建主任と同じBにしました。
    (今年は宅建士になるのでマン管レベルに上がると思います)
    知財2級はC~c+とあったのでB-(=c+)にしました。
    通関士・総合旅行管理者はBと迷いA-にしました。
    (miwa様はこの2つは受ける予定はありませんか?)

                      記

      法律系    経理系     不動産系  IT・英語系  その他

    S 【司法試験】 公認会計士                   【医師】

    S- 司法書士   税理士     不動産鑑定士  高度(ST)   【獣医師】
      弁理士    アクチュアリー                 【歯科医師】
                                   【1級建築士】 

    A 行政書士   中小企業診断士 土地家屋調査士 高度(etc)   気象予報士    社労士  証券アナリスト          英検1級  【薬剤師】
             日商簿記1級          通訳案内士

    A- 通関士   FP1級    マン管      AP    総合旅行管理者
      ビジ法1級  全経簿記上級  宅建士          【2級建築士】
      法学検定上級

    B 海事代理士  銀検2級    宅建主任     英検準1級   保育士
                     管業主任           【社会福祉士】

    B- ビジ法2級  日商簿記2級          FE
      法学検定中級 全経簿記1級       
      知財2級   全経税法1級

    C 貸金主任   FP2級            IP     国内旅行管理者
             日商簿記3級          英検2級
             全経簿記2級
             全経税法2級
             銀検3級
             証券外務員一種

    D ビジ法3級  FP3級
      法学検定初級 全経簿記3級
      知財3級   全経税法3級
             証券外務員二種
      

    • miwa@管理人miwa@管理人 より:

      >pomさん
      薬学検定1級は登録販売者試験を視野に入れると、今の段階で1級を受かっておけば後がラクになると思ったので、今回は1級を受けました。
      登販対策なら2級・3級でも十分だったかもしれないですけどね(笑)

      表にあるランキングは、だいたいいいセンいってると思います。
      ただ、細かいところで自分が実際に受けた感触としては、

      ・全経簿記上級はB+(Aまではいかないと思う)
      ・国内旅行・貸金・FEは同じくらい(C+~B-)
      ・知財2級と銀検3級・FP2級・ビジ法2級はほぼ同じ(C)

      かなと思います。ビジ法2級は回によって難易度が違うので、C-くらいでもいいかもしれないけど。
      総合旅行はまだ受けてないので何ともいえませんが、A-まではいかないと思います。
      B~B+くらいじゃないかな??

      自分的なランキングの目安は、
      Eランク→ノー勉あるいは1週間以内の勉強で受かる
      Dランク→合格率70~50% 1週間~2週間程度の勉強で受かる
      Cランク→合格率50~25% 2週間~2ヶ月程度の勉強で受かる(過去問さえキッチリやっとけばOK)
      Bランク→合格率25~10% 2ヶ月~半年程度の勉強で受かる(独学で十分合格できるライン。過去問+αの勉強が必要)
      Aランク→合格率10~5% 半年~2年の勉強が必要。(過去問が解けるのは当たり前。そこから更に踏み込んだ勉強が必要。場合によっては独学に固執せず、スクールの力を借りたほうがいい)
      Sランク→合格率5%以下 2年~3年はその資格に専念して勉強しても受かるかどうか…っていうレベル。

      まぁ私の主観で大雑把につけた評価(目安)ですので、そんなに気にすることはないですよ。合格率も受験者層のレベルや文系・理系、受験資格によって意味が変わってきますしね。

      あと、趣味&仕事と両立しながら資格取得を楽しめるのは、自分的にはBランクが限度ですね(笑)

  7. pom より:


    ミマセン。気象予報士の後ろの改行ができていなくて次行(社労士~薬剤師)がズレてしまいました。
    (可能なら改行してください)
    やはり表形式で記入するのは難しいですね。

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