ガンマ線透過写真撮影作業主任者免許証と試験対策について

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雨の日の簡易書留再配達

5/24に受験した、ガンマ線透過写真撮影作業主任者の免許証が届きました。
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裏もこんな感じ。

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3行きっちり埋まりました♪

それにしても、こんな雨の日の夜にわざわざ再配達にきてくれてありがとうございます。
日中はたいてい不在なもので、必ず2回以上来てもらうハメになるのが申し訳ないですね(苦笑)

東京労働局免許センター 新規免許交付申請
公益財団法人 安全衛生技術試験協会

ガンマ線透過写真撮影作業主任者 試験対策

・使用教材

ガンマ線透過写真撮影作業主任者テキスト―透過写真撮影業務特別教育用テキスト」 中央労働災害防止協会
暇人ライセンス」様のHPよりダウンロードした過去問×7回分

取得にかかった費用

受験料:6,800円
教材費:3,150円
免許申請料:1,500円
交通費(五井⇔自宅):3,050円
合計 14,500円

・勉強期間

1週間(*簿記・財務と並行だったので、試験当日の勉強時間も含めると約15時間ほど?)

過去問を見ながら、テキストの該当箇所をチェックと暗記⇒過去問を解く
計算問題は別途集中的に練習

ガンマ線とエックス線 試験難易度比較

合格率を比較すると、エックス線は約50%、ガンマ線は70%~80%です。

試験問題自体は、ガンマ線の方がひねりが少ないというか、問題がワンパターンという感じはしました。
過去問6~8回分くらいを繰り返し解けるようになるまで勉強すれば、合格点はとれるでしょう。

ただ、エックス線は科目免除あり受験生は数えるほどしかいないのですが、ガンマ線の方は生体免除者(=エックス線持ち)の人が半分以上います。
そのうえでガンマ線合格率が70~80%ということを考えると、合格率ほどに簡単ではないと思います。

特にエックス線作業主任者等放射線関連資格の勉強経験のない人が、いきなりガンマ線の過去問を見てもチンプンカンプンでわけわかんないと思います(苦笑)

ガンマ線試験の難点は、マイナー資格故に「エックス線作業主任者 過去問題・解答解説集」「やさしく学ぶエックス線作業主任者試験 (License books)」など初心者向けの市販参考書がないことです。
中央労働災害防止協会の特別教育用テキストとガンマ線透過写真撮影作業主任者 過去問題・解答解説集 2016年4月版くらいしかありません。
なので個人的には、エックス線を取得してからガンマ線を受けたほうが、スムーズに勉強できるんじゃないかなと思います。

生体免除はしたほうがいいか?しないほうがいいか?

エックス線作業主任者を持っていると、「生体」が免除にできます。
結論からいうと、どっちでもいいです(笑)
過去問題を見てから判断すればいいと思います。

計算問題ができない人は生体を免除にしないほうがいい、とも考えられますが、計算問題の分を他の知識問題でカバーすることができれば別に問題ないです(個人的には計算問題を解けるように練習したほうが楽だと思うけど)。

これは余談ですが、生体免除を申請した場合は免状の原本証明が必要になるので、労働局で原本証明をしてもらった人以外は試験開始30分前(=朝9:30)までに試験会場1階の窓口で原本証明を受ける必要があります。
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(といっても単に受験票の不備事項欄に赤線を引いてもらうだけだがw)

ガンマ線試験の場合は受験者数が少ない故に試験センター直通バスの本数が少ない(関東の場合は、朝8:40発と9:25発の2本しかない)ので、交通機関を使って会場入りする人は時間に余裕を持ったほうがいいです。

なお、午後の退室可能時間は免除アリでもナシでも試験開始後30分~で変わりません。

試験対策に役立つかもしれないtips

その①数値を覚える!

覚えれば必ず得点につながるところなので、数字とキーワードをセットで覚えておきましょう。
その例を紹介します。

●書類の保存期間
30年:放射線業務従事者の線量算定結果記録、電離放射線健康診断個人票
5年:作業環境測定の記録、緊急作業実効線量、目の水晶体及び皮膚の等価線量
3年:定期自主検査の記録

●管理区域:実効線量が3か月につき1.3mSv超えるおそれのある区域
●照射装置・放射線装置室
・20μSv超えない⇒放射線装置室以外の場所に照射装置を設置可
・400GBq以上⇒自動警報装置
・100TBq以上⇒出入り口にインターロック
・放射線装置室における実効線量は1週間につき1mSv以下

Co(コバルト)、Cs(セシウム)、Ir(イリジウム)、Yb(イッテルビウム)
・エネルギーの大きさ Co>Cs>Ir>Yb
・半減期 Cs(30年)>Co(5.2年)>Ir(74日)>Yb(32日)

その②計算問題対策

試験で出題される計算問題は以下のとおりです。

(撮影作業に関する知識)
・真の計数率(cps)
・1cm線量当量率
・透過率(1cm線量当量率を○mSv/h以下にするために必要な遮へい鉛板(鉄板)の厚さ)
・外部被ばくによる実効線量
・1週間当たりの撮影可能な写真の枚数または管理区域に近い距離


(照射装置に関する知識)
・ガンマ線のエネルギー、鉛の半価層に最も近い厚さ
・半減期、壊変して○Bqとなるおよその時期


基本的には、エックス線作業主任者試験とほぼ同じですが、ガンマ線ではこれに「半減期の計算」が加わります。半減期に関する問題は、午後の「装置」で必ず出ます。

半減期に関する計算問題

半減期T」「壊変して●Bqとなる時期t」「●Bqであった放射性核種の○日後の強度(A)」この3パターンのどれかが出ますが、使う計算式は一緒です。
A=A0×(1/2)^(t/T)

A:壊変後の強度
A0:元の強度
t:壊変してAとなる時期
T:半減期

loge2=0.69、loge3=1.10、loge10=2.30は問題文に書いてあるので、上記の式を

A=A0×(1/2)^(t/T)
A/A0=(1/2)^(t/T)
loge(A/A0)=-(t/T)log2

という形に変形し、あとは問題文中の数値を代入すると、なんのことはないただの方程式問題に変わります(笑)
(*壊変後の強度を求める場合は A=A0×(1/2)^(t/T) まででOK)

ちなみに試験の問題を解くうえでは
log1/2=-log2
log1/3=-log3
log1/10=-log10 

2^0.5⇒√2 (電卓で2を押して√ボタンを押すと1.14142…と表示されます。googleの検索ボックスで2の0.5乗 と入力すると1.41421356237と表示されます。)

と覚えておけば問題ないです。

電卓は、エックス線作業主任者のページにも書きましたが、√ボタン付の電卓を持っていきましょう。
(管理区域の距離計算で使うことがあります。)

接頭辞を覚える

μ(マイクロ)、M(メガ)、G(ギガ)、T(テラ)は計算問題で出題されるので覚えておきましょう。
真の計数率、透過率、半減期の計算で使います。

10^-6(μ マイクロ)=0.000001
10^-3=0.001
10^-2=0.01
10^-1=0.1
10^0=1
10^1=10
10^3(K キロ)=1000
10^6(M メガ)=1,000,000
10^9(G ギガ)=1,000,000,000
10^12(T テラ)=1,000,000,000,000

ガンマ線透過写真撮影作業主任者 過去問題・解答解説集 2016年4月版

コメント

  1. ちびっこ3人娘のパス より:

    こんばんは!今月18日にガンマ線受けてこようかなと思っています!早く免許証のフラグを1にしたく!;^_^A
    11月まで待ちわびました(^∇^)

    過去問回すのが疲れるんで免除で30問にして過去問回転しまくろうかなとおもいます!

    • miwa@管理人 より:

      >ちびっこ3人娘のパパさん

      東海地区のガンマ線試験は11月にあるんですね。(関東は5月だけど)
      エックス線以上に過去問率が高い試験なので、過去問を数回転させれば受かりますよ。

  2. おはようございます。
    miwaさんおっしゃるとおりテキスト読まずに今日まできてしまいました\(//∇//)\

    明日の試験まで過去問だけとりかかります。
    テキストは意外に分厚くて読む気失せました(・・;)

    • miwa@管理人 より:

      3人娘のパパさんさん

      今日が試験日ですね!
      がんばれ~~!(って既に試験は終わってるか)
      理屈はわからなくても、案外過去問丸暗記でどうにかなっちゃうというね