FP1級学科勉強法(総論) 基礎編と応用編の得点計画

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私が実際にやった勉強法メモ

勉強期間

約1ヵ月半 120時間程度
※過去に不合格になった時の勉強時間も含めると約3ヵ月(200時間程度)

※管理人のスペック…2008年社会保険労務士合格、2009年ビジネス実務法務検定2級合格・宅建合格、2011年銀行業務検定年金アドバイザー2級合格・管理業務主任者合格、2012年証券外務員1種合格、2013年銀行業務検定財務2級&3級税務3級法務3級合格、建設業経理士1級合格)

使用教材

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スッキリわかる FP技能士1級 学科基礎・応用対策 2013-2014年 (スッキリわかるシリーズ)(TAC)
FP技能士1級学科 重要過去問スピード攻略 ’13→’14年版(成美堂出版)
’13~’14年版 U-CANのFP技能士1級 重要法改正&実力チェック! 総仕上げ模試 (ユーキャンの資格試験シリーズ)
金財HPからダウンロードした過去問(2013年9月)

まずは「スッキリわかる~」「重要過去問~」に載っている過去問題を解けるようになるまで繰り返しました。

過去2回不合格になった原因は、2回とも過去問のやり込み不足、とりわけ定番計算問題の練習不足ということがわかっていたので、今回は過去問の既出論点と応用編の頻出計算問題が完璧に解けるようになるまで、繰り返し勉強しました。

試験までのラスト7日間…ユーキャンの模試3回分と2013年9月の過去問を解く。
あとは過去問・模試で解けなかった問題とよく間違える問題、計算問題を重点的に復習しました。

※模試や最新の過去問は、遅くても試験の2週間前までには終わらせておいたほうがいいでしょう。
さすがに試験前のラスト7日で解くもんじゃないっすね(苦笑)

得点計画~実は応用編の方が簡単!?

基礎編で7割(35問正解)、応用編で7割です。

合格ラインは合計120点ですが、2013年9月試験のように応用編で出題傾向を変えられてしまうと、思うように点が伸びない可能性もあるので、余裕をもって140点を目標にしました。

実はこの試験の勉強を始めた当初(2012年1月)は、「基礎編でできるだけ得点を稼いで、応用編は半分とれればいい」と思っていましたが、応用編の勉強を進めていくにつれて、「これって案外応用編の方が点数をとりやすくね?」と思うようになりました。

基礎編は出題範囲が広く、本試験では(市販の精選系過去問題集には載っていない)未見の論点も少なくないので、高得点を狙うのは結構キツいんです。

社労士+税理士+マン管+行政書士など、難関資格を多数持っていれば高得点も狙えるかもしれないけど、そんな受験生は1%もいないでしょう。1つか2つだったらそれなりにいるかもしれませんが。

なので、基礎編については目標は7割としつつも、最低6割確保できればいいやと割り切ることにしました。

中途半端に出題実績のない論点などにまで深入りしすぎると、今度は基本的な問題も解けなくなる恐れがあるからです。

基礎編は、見たことのない知らない問題が出るのは当たり前。
そのかわり、過去問題集に載っている問題と類似した問題は、サービス問題なので取りこぼすとMOTTAINAIということです。

一方の応用編は、完全記述式なので、わからなければ解答の書きようがないとはいえ、出題パターンのバリエーションはそんなに多くありません。

とりわけ、毎回のように出題される計算問題さえキッチリ解けるようになれば、それだけで最低でも50点~60点がとれてしまうじゃないですか!

また、計算問題以外の知識問題(穴埋め問題)についても、半分は応用編の過去問か基礎編の過去問で見たことがある論点が出題されます。

つまり、応用編は、定番問題+応用編過去問+基礎編定番問題が解ければ、コンスタントに7割前後の得点は確保できるということです。
そこに基礎編で6割前後の得点を確保できれば十分合格できる、というわけです。

合格点はあくまで、基礎・応用の合計120点ということを忘れないでください。

FP1級の勉強で失敗しがちなのは、問題集の前半に編集されている基礎編ばかりやってしまい、時間が足りなくなって応用編の勉強がおざなりになってしまうことです。

実は案外応用編の後半部分(タックス・不動産・相続)の方に定番問題が固まっているので、これらの計算練習をしないまま受験に臨むのは損です。

基礎編の難問対策は捨ててもいいから、応用編の定番計算問題の練習をちゃんとやりましょう!

※なお、応用編の勉強方法や出題論点等についてはまた後日別記事で。

オススメの問題集は?どの程度の勉強量が必要か?

精選系過去問題集は、
スッキリとける 過去+予想問題 FP技能士1級 学科基礎・応用対策 (スッキリわかるシリーズ) TAC
・FP技能士1級学科 重要過去問スピード攻略 (成美堂)
FP技能士1級学科精選問題&模擬問題 (ラピュータファイナンシャルアドバイザーズ)
13-14年版 スピード合格! FP技能士1級[学科編]図解テキスト&的中予想問題 (オーム社)
FP1級学科試験対策問題集〈2013‐2014〉 (ビジネス教育出版社)
改訂版 FP技能検定1級 精選過去問題集(学科編)(すばる舎)

などが売られています(amazonで検索してみました)。
私は成美堂の問題集を使っていましたが、ラピュータでも成美堂でも、自分的に読みやすい・わかりやすいと感じたものを選べばいいと思います。

まずは自分が選んだ精選過去問題集に載っている基本・頻出問題を9割以上は解けるようになるまで勉強しましょう(基礎・応用ともです)。
これが120点以上をとるための最低条件だと思ってください。

もし、精選問題集の問題すら理解できないものが多くて勉強が進まない人は、TACの「スッキリわかる FP技能士1級 学科基礎・応用対策 2013-2014年 (スッキリわかるシリーズ)」から初めてみるのもいいと思います。

「スッキリわかる~」だけでは、合格点を取るには全然足りないのですが、最低限覚えておくべき重要論点を手っ取り早く覚えるのに便利です。

というか、多分どの精選過去問題集を選んでも、本試験では「見たことのない問題ばっかり!」と感じると思います…それがイヤなら、きんざいの浮世絵(パーフェクトFP技能士1級対策問題集・学科編)を使った方がいいのかもしれません。

収録過去問題数は多分これが一番多いですし、主催団体に近いところが出版してるので、一番出題傾向に沿っていると思います。
ただ、精選系過去問題集に比べると、作りが親切じゃないというか、使い勝手が今一つ良くなかった記憶があります(2012年にこの問題集を使って勉強しましたが、全部やりきれなくてダメでした)。

金財HPからも過去問を6~7回分ダウンロードできます。
ただ、税法や年金などの改正点も多いので、問題として解いてみるのは、直近の1~2回分くらいで十分でしょう。古い問題は出題傾向分析の材料程度にしときましょう。
(※直近の過去問は問題集に収録されていないことが多いので、そこを補充する形で解く、ということです。)

あとは、ユーキャンから「U-CANのFP技能士1級 重要法改正&実力チェック! 総仕上げ模試 (ユーキャンの資格試験シリーズ)」が出ていますので、精選問題集の過去問が9割以上解けるようになったら、試験の直前期に力試しで解いてみてもいいです。本試験基礎編で見知らぬ論点が出てもあわてないための練習ということです。

応用編の問題は明らかに本試験の方が難しいので、あんまり参考にならなかったですが(苦笑)、基礎編で「そういえばこれ、模擬問題集で見たことあるな~」という選択肢がいくつかありましたので、数点くらいは基礎編の点数を上積みできると思います。この数点が何気に後から効いてくる気がします。

よって、基礎編・応用編で120点~140点をとるにはどの程度の勉強量が必要かというと、既存の知識の有無によっても変わりますが、
市販の精選問題集(+ユーキャン模擬問題集3回分)+金財HPからダウンロードした最新過去問
を9割以上解けるようにすることが、1つの目安になると思います。

オススメの参考書は?

ちなみに、市販の参考書・テキストですが、これまた問題集以上に選択肢がありません(悲)。

自分の場合は、学科試験前に使っていたのはTACの「スッキリわかる~」だけでした。
あとは問題集の解説や、官公庁系のHPから情報を拾って知識を補充していました。

(参考HP)
きんざい FP関連書籍 追補資料
国税庁HP
日本年金機構
厚生労働省
フラット35
日本政策金融公庫
個人型確定拠出年金
日本損害保険協会
生命保険協会
日本少額短期保険協会
日本証券業協会
投資信託協会
不動産適正取引推進機構
法令データ提供システム

もし、FP2級から続けて受験される方は、2級対策で使っていたテキストをそのままとっておくといいでしょう。
あるいは、他の関連資格試験のテキストをとっておいたほうがいいかもしれません。

でも、実技試験の勉強にあたって、きんざいの「FPマニュアル<2013年度版>」を購入してみたところ、学科試験対策でも参考になるページが多かったです。

お値段は少し高めですが、少なくとも「パーフェクトFP技能士」よりは読みやすいんじゃないかなと思います。

※というかこのFPマニュアル、実は筆記試験の1ヵ月前に買っていたのに、実技試験対策用のテキストだとばかり思って、学科試験前には殆ど開いていませんでした。
ちょっと勿体ないことをしたな~。

なかなか合格点がとれない人はどうすればいいか?

多数回受験しても学科の合格点がとれない人の場合は、何か他の資格試験を受けて得点源になる科目を作るといいでしょう。

この試験は、科目ごとの足切り基準点や難易度による合格点補正といった措置がなく、あくまで合計点120点以上が合格ラインとなっているため、得意科目で安定して点数が稼げる人ほど有利だからです。

また、1級学科試験は範囲が広い上に、ところどころ深くて細かい知識が問われるので、どうしてもFP1級の過去問題集だけではカバーしきれない部分が多いからです。
かといって、1級用の教材で勉強するのもいささか効率がよくありません。

よって、1級学科過去問では穴になりやすい部分を、他の資格試験でもって補充する方が一石二鳥で効率的と言えるでしょう。

個人的にオススメ資格・検定は、銀行業務検定の各種目(特に税務・年金アドバイザー・財務)、証券外務員1種、宅建ですね。

現に私も、昨年(2013年1月)までは苦手意識の強かった財務分析の問題(B分野:金融資産運用)が、建設業経理士1級と銀行業務検定財務の勉強のおかげで、得点源になりましたから。

また、CFP試験の受験資格がある人(つまりAFP資格を持っている人)は、CFPも並行で勉強するのも効果があると思います。

CFP試験の時期(6月・11月)はFP1級学科(1月・9月)と被っていませんし、最終的にFP1級実技試験を受けられればいいのであれば、CFP登録までは不要(全科目合格で受験できる)だからです。
※ただしCFP全科目合格から2年以内に1級実技を受験する必要あり。

FP1級用テキスト・問題集の勉強だけでは中々合格点に到達できない人や、6分野の中で足を引っ張っている分野があるな~と思ったら、他関連資格の受験も検討してみてください。

コメント

  1. ぶた より:

    こんばんは。いつも読ませていただいています。
    ひとつ質問させていただいてよろしいでしょうか?

    実技試験の計算問題で途中の計算式を記述する際に、数字の記述は全て単位を書いておいたほうが良いのでしょうか?管理人さんはどのように書かれましたでしょうか?
    百万円とか千円とか%など全ての数字に入れておいたほうが無難てしょうか?もちろん最終解答は必要に応じて書く必要ですよね。

    • miwa@管理人 より:

      >ぶたさん

      どうぞどうぞ。質問歓迎ですw

      >実技試験の計算問題で途中の計算式を記述する際に、数字の記述は全て単位を書いておいたほうが良いのでしょうか?
      なくても採点には影響しないとは思いますが、要所要所で書いておいた方が問題の読み間違いや単位間違いを防げるような気がします。

  2. ぶた より:

    なるほど、ありがとうございました。

    毎日サルのように計算問題をローリングしてます。

    定番問題の傾向が変わらないことを祈るしかないです… ^_^;

    • miwa@管理人 より:

      >ぶたさん

      基礎編は過去問があまりアテにならないのに対し、応用編は過去問が解けるようになればある程度点数が確保できるようになりますので、頑張ってください。