もう迷わない!独学のための過去問題集と基本書の選び方

20130810

以前ある記事のコメントで、「初めての資格に挑戦する時、参考書とか問題集は、何を基準に選んでいるんですか?」という質問をいただいたので、改めて独立した記事にしてみることにしました。

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プロローグ:自分にとって使いやすいものを選べとはいうけれど

予め教材がパックになっている通信講座や予備校講座と違い、独学の場合は自分でテキストや問題集をそろえる必要があります。

試験は合格してナンボですから、結局のところは自分にとって使い勝手がよくて・なおかつ理解しやすいものを選べばいいという話になるんですが、勉強し慣れてない人が、数多い本の中からコレ!という一冊を選ぶのはなかなか難しいものです(苦笑)
選んだ本が本当にコレでいいのかな~と判断することすらままならないというか。

特に、受験者が多い国家資格・公的資格・有名資格ほど、いろんな会社が教材を出版していて、それがますます受験生を惑わす原因にもなっていたりします。
むしろ選択肢のない試験のほうがかえってやり易いんじゃないかと思うくらいです。

そこで今日は、自分の「問題集選び方基準」を書いてみます。

まずは過去問題集を選ぶ

基本書・テキストについては、一から全部読むことはない(辞書代わりに使えればいいかなくらいのもの)ため、選んだ過去問題集と同じシリーズのもの(出版社・著者が同じもの)を選ぶことが多いです。

あと、模擬問題集とかも基本的には使わない(過去問と基本書しか使わない)ことが多いので、最初にして最大の焦点は、「どの過去問題集を使うか?」ということになります。

試験実施団体が出版している公式モノ

まずはコレをチェックします。
なんだかんだ言って試験実施団体のものが一番出題傾向に沿っているからです。
だけど、高い・わかりにくい・使いにくい・読みづらいことが少なくないので、他の出版社の教材と比較することが少なくありません(苦笑)

5~10回分収録されている

3回分だと少ないし、かといって15~20回分あったとしてもさすがにそこまで覚えきれません(苦笑)
マスターする前に本試験が来ちゃいます…。

よって、(試験の性質によるけど)5~10回が自分にとっての適正量だと思っています。

もっとも、10回分以上収録されている問題集であっても、10回分のうちやるのは7回分くらいとか、重要度の低い問題を飛ばすなど、ある程度ピックアップしてやるようにすればいいので、中身のレイアウトや解説が充実している場合は10回以上収録されている問題集を選ぶこともあります。

左に問題・右に解説の見開きタイプ

見開きタイプ、下タイプ、次ページタイプ、章末・巻末に答えが書いてあるタイプ、別冊取り外しタイプなどがあります。
私は見開きタイプが一番好きです。
もし見開きタイプで適当なものがなければ、問題の下に書いてあるタイプを選びます。
理由はいちいちページをめくるのが面倒くさいから!(キッパリ)
通勤中やカフェで勉強することが多いので、あまり指の動作を頻繁に繰り返すのが嫌ってのもあります。

でも、コレ結構重要だと思うんですよね。
だっていちいち巻末の解答⇔問題を往復するのって指が疲れるんだもの。
解答が目に入るのが嫌なら、厚紙か何かを挟んでおけば済む話ですし。
(自分はストッキングやタイツの袋に入っている厚紙を使ってたりするw)

分野別編集・全問題収録

分野別でも年度別でもあまり気にはしませんが、選べるんだったら分野別編集の方がいいです。

年度別過去問は問題の順番や体裁、問題を解くのにかかる時間などのチェックするのに役立ちますが、年度別の過去問は主催団体のHPからダウンロードできることが多いからです。

また、知識のインプットや傾向分析のしやすさを考えると、科目や分野別に編集されている問題集が使いやすいと思う。

なので、勉強開始~中盤までは分野別過去問試験直前の知識確認期には年度別過去問、と使い分けるのもアリかもしれないです。

あと精選問題集よりは全問題が収録されいてるタイプが好きです。
どんな難問・悪問が出ているのかもチェックしておきたいので。

正解の肢にも解説がついている。

関連事項についての解説があると尚良し◎
その解説文をよむだけで、ある程度ポイントがつかめる、知識のインプットができると便利でいいなぁと思っています。

基本書への参照ページ・参照条文番号が書いてある

基本書や法令データベースなどで該当ページ・条文を探す手間を軽減するためにも、参照ページや参照条文番号はできれば各肢ごとにあると助かります。

重要度・出題ランク・出題年(回)が書いてある

過去問題集も基本書も、これがあると便利です。
勉強の優先度や重要度の参考になります。
出題頻度が高いものを最優先に、出題実績のないものは優先順位が後回しに。
勉強に使える時間は限られているのですから、優先順位をつけて勉強する必要があります。

法改正に応じて改題・改訂・補足説明がされている

ある意味当たり前といえば当たり前すぎて、敢えて基準にあげるまでもないか…。

余白が多め・文字があまり小さくない・薄すぎず暑すぎない紙質

私は問題集やテキストにいろいろ書き込みをするタイプなので、書き込みできるスペースがあるとありがたいです。
文字もそこそこ大き目に書かれているほうがすんなり読めます。
紙が薄すぎると文字が裏写りして読みづらい感じがするので、そこそこ厚みがあるといいと思う。
かといって暑すぎると重たすぎるので…裏映い紙がベストなんですがね。

なるべく最新版

書店で買う分には、あまり古い本は置いてないので問題ないのですが、ブックオフなんかで買う時はあまりに古い版のものを買うのは避けた方がいいでしょう。
試験の性質によっては古くても問題ないものはありますが、法律・会計系は改正が多いので、古い問題集を使うのはNGだと思った方がいいですね。

※なお、公式問題集・公式テキスト以外の選択肢がない試験も少なくありません。
こういう時は選択の余地のないときは、おとなしく公式モノを選ぶしかないため、この基準は何の参考にもならないことを付け加えておきます。
(そして使いやすい参考書が選べる幸せが実感できます…)

コメント

  1. アクアおじさん より:

     僕のなにげない質問に、こんなに、丁寧に答えていただいて、本当にありがとうございます。
    ただ、僕には、過去問題集から選ぶという発想はありませんでした。ずっと、わかりやすそうな基本書を最優先で選んでいました。厚い基本書を選んでしまい、時間が足らずに、過去問も全然解かないで、本番を迎えたこともあったりしました。本当に、効率の悪い勉強をしていたんだあって、反省です。これからも、miwaさんのHPで、攻略法、勉強方法をチェックして、できるかぎり、省エネで、臨もうと思っています。そして、チェックするたびに、僕も頑張ろうと思えてくるのも、miwaさんのHPの不思議な魅力ですよね。これからも、よろしく・・・

    • miwa@管理人 より:

      >アクアおじさん
      勝手にネタにしちゃいました(笑)
      勿論私も基本書のわかりやすさは考慮して書店で立ち読みしてチェックしますが、メジャーな試験の基本書はたいていわかりやすく工夫されているものが多いですし、そもそも自分にとって予備知識が乏しいと、結局立ち読みしててもスーッと頭に入ってこないことが多いわけで(理系資格にありがちw)
      初期段階で基本書の記述の充実を判断することは難しいので、それなら最初は過去問題集重視でいいのかなと思った次第です。
      参考になれば嬉しいです^^

  2. べし より:

    過去問題集と基本書の選択にいつも悩んでます。どこかのHPに正解の過去問題集とか書いてあって欲しいと切に思います。「公害防止管理者」は、公式ものがいいです。基本書は、電話帳って言われているものです。「高圧ガス製造保安責任者」も公式ものがよいと思います。
     今日「高圧ガス 乙種機械」試験受けてきました。「公害防止管理者 大気」が終わってから1か月間の勉強でしたが、年寄りなので記憶の定着が悪く、ちょっと「法規」が心配です。「学識」と「保安」は簡単でしたね。もともと基礎知識がありましたし、他の資格試験とかで似たような勉強してるので。
     来年は、「公害防止管理者 水質」を本命として、「電験三種」か「高圧ガス 甲種機械」もいきたいですね。二兎追うもの、一兎も得ずとならないようにしたいと思ってます。

    • miwa@管理人 より:

      >べしさん

      公害防止管理者は結局のところ元ネタは電話帳なんですよね。
      そう考えるとしばらくはやっぱり受験しなくてもいいかな…(笑)
      電話帳、高い上に読みにくそうなんですもん。
      どの試験でも、何だかんだいって公式モノが一番出題傾向にはそっているんですよね。
      ただ、全体的にどこか殿様商売なところがあるので、他にも選べるなら読みやすいモノを選んだほうが効率的かなと。
      受検者の多い試験はだいたい読みやすい市販本が売られていることが多いです。

      今日は高圧ガスの試験日でしたか。難易度としては、他の技術系資格と比べてどの程度でしたか?
      といっても高圧ガス系の試験っていくつか試験区分があったので、私が受けるとしたら簡単なのでもキツイかもしれないが。

  3. べし より:

    高圧ガス製造設備乙種機械 答え合わせしてみました。結果、ぎりぎり合格の見込みです。1か月の勉強時間では記憶の定着が悪かったみたいです。学識、なんでそんな間違いしたのかなって。時間はたっぷりあるから見返しは必要でしたね。法令13/20(12問以上)、保安13/15(9問以上)、学識11/15(9問以上)

    高圧ガス乙種については、難しくはないですが範囲が広いです。危険物乙よりは難しいですけど、危険物甲と同程度かな。私の場合は、学識は勉強しなくても6割取れる自信はありました。(それにもかかわらず、馬鹿な間違いしてる)

    高圧ガス系の一番簡単な試験は、おばちゃん事務員とか新入社員なんかが受験するレベルの資格がありますよ。

    • miwa@管理人 より:

      >べしさん
      高圧ガスギリギリ?でも合格見込みなんですね。おめでとうございます。

      乙種は難しくないけど範囲が広いんですか。
      危険物甲種と同程度…ならイケなくもないような気はしますが…。試験日がネックかな~。
      何でこの時期しかやってないのかという。
      私がやるなら、おばちゃん事務員とか新入社員なんかが受験するレベルで十分かも。