第一級陸上特殊無線技士 難易度と勉強法

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勉強メモ

使用教材

第一級陸上特殊無線技士試験 集中ゼミ 第2版 吉川忠久 東京電機大学出版局
第一級陸上特殊無線技士 合格精選470題 試験問題集 第2集 吉川忠久 東京電機大学出版局
無線教科書 第一級陸上特殊無線技士合格ガイド 翔泳社
・「過去問分析で陸特絶対合格」よりダウンロードした過去問題

勉強期間

約2ヵ月・60時間程度?
アロマテラピー1級薬学検定1級との並行
※管理人のスペック…二陸特・二海特・四アマ所持、基本情報技術者・ITパスポート合格

参考:試験当日日記

取得に要した費用

受験料 5,352円
教材費 2,625円+3,240円+ 2,880円
免許申請料(収入印紙) 1,750円
合計 15,847円

勉強法

法令・無線工学ともに、どちらも過去問やテキストに載ってる類題をキッチリ解けるようになるまで暗記する。

最初に「集中ゼミ」と「470選」を買ったのですが、後でkindle版の「一陸特合格ガイド」を買ったので、試験直前の2~3週間はkindle版と直近2~3年間の過去問ばっかりやってました。
(なので、470選の問題は半分くらいしかやりませんでした。)

参考書類は、「集中ゼミ」か「合格ガイド」のどちらかと、過去問題2~3年分(およそ10回分~15回分)があれば十分だと思います。

過去問とテキストに掲載されている問題を解けるようになれば、合格点はとれます。
「470選」は問題演習のバリエーションを増やしたい人や時間に余裕があれば買えばいいと思いますが、別に買わなくても大丈夫でしょう。

無線工学の計算問題について

無線工学では、計算問題が5~7問程度出題されます。

計算問題は、
・デシベル計算(対数)
・波長(λ)=c(光速:3*10^8)/f(周波数)

の2つができれば、ある程度対応できます。

*λ→「ラムダ」と読みます。

逆にいうと、デシベル計算(dBから真数、真数をdBに変換)ができないとちょっとキツいかなーと感じました。
ここが2陸特との決定的な難易度差かも?
でも出題されるパターンやよく問われる数字は大体決まっているので、慣れればそんなに心配しなくても大丈夫です。

無線工学の計算問題はどこまで勉強すべきか?捨ててもいいのか?

無線工学は24問中15問以上正解できていればいいので、理論上は計算問題は全部捨てて知識問題だけで勝負しても合格点はとれます。

ただ、無線工学では、毎回2~3問は見慣れないパターンの問題が出る(新作問題or数年ぶりのリバイバル登場)ことを考えると、計算問題を全捨てして知識勝負に持ち込むのは危険です。
私個人としては、理系科目が苦手な人ほど、逆に頻出の計算問題のパターン練習をしっかりやっておくべきだと思います。
一見面倒くさそうだけど、ちゃんと練習すれば簡単に点が取れる問題もそこそこあるからです。
そこをみすみす逃してしまうのは勿体ない。

一陸特の計算問題は、二陸特と比べると格段にバリエーションが増えるので、どうしても理解できない・難しい問題を捨てるのは仕方ないと思いますが、よくよく見れば単純な問題も多い(遮断周波数の値とか…)ので、ハナから全部捨ててしまうのは勿体無いです。

確実に合格点をとるためには、過去2~3年に出題された計算問題は一通り解けるように練習してみてください。そうすれば、5~7問中3~5問は計算問題で得点が上積みできます。

法規の新問対策

法規も基本的には過去問2~3年分で出題された問題と答えをちゃんと暗記すれば大丈夫…と言いたいところですが、ここ最近は法規で毎回1~3問の新作問題が出題されているので注意が必要です。
過去問の丸暗記だけではギリギリ勝負となるのがキツい。

新作問題に対応するためには、過去問で出題された穴埋めの語句を覚えるだけではなく、法規の条文を読む(テキストを読む)、誤り探し・正しいもの探しの択一問題を穴埋めバージョンでも対応できるように(そのまた逆も然り)するのがいいと思います。

あとは、一見似ている・混同しやすい規則は、細かい違いを意識して覚えること。
「送信空中線の型式と構成」と「空中線の指向特性」「非常通信」と「非常の場合の通信」「無線従事者の免許取り消し事由」と「免許人の取り消し事由」など、比較的出題率が高いけど間違えやすい(覚えにくい)問題をキッチリ取れるようにしておくことが大事です。

一陸特の難易度

★★★☆☆☆(C 普通)

二陸特・二海特と比べると、1~2ランク難しくなります。
特に文系畑の人や電気・通信系が苦手な人にとっては、最初の電気回路の問題を見ると、「うわーん!!ワケのわからない問題ばっかり!こんなの受かる気がしねぇよ!ヽ(`Д´)ノ」とゲンナリしちゃいます。

ただ、多少難しい問題もあるとはいえ、過去問と同じような問題が多く出題されるのもまた事実。
時間をかけて、頻出問題の出題・回答パターンをしっかり暗記すれば、合格点を取ること自体はそんなに難しくありません。

2~3年分の過去問題を通しでやってみると、「なーんだ、毎回似たようなパターンの問題ばっかり。過去問さえちゃんとやれば受かるじゃん!」と感じられるようになります。

むしろ、テキストに書いてあることを全部理解しようとすると、文系人間ほどドツボにハマりやすいので、「こういうパターンの問題が出るんだな」と割り切って、問題と答えを丸暗記しちゃったほうが却ってラクだったりします。勿論理解できるなら理解したほうがいいんだけど。

勉強時間は少々必要だけど、過去2~3年分の問題をきちんと勉強すれば確実に合格点がとれる試験」なので、試験対策はやりやすいです。
文系の人でも、時間をかけて勉強すれば合格できます。

関連資格(※無線従事者以外)

○工事担任者、○電気通信主任技術者、△電気工事士、△消防設備士(4類・7類)、△情報処理技術者 等

テキストを読んでも電気回路の問題が全然理解できなかった(結局捨ててしまった)ので、「しまった!先に二種電気工事士や工事担任者を取得してから一陸特を受ければよかったかも!」と思ってしまいましたw
でも電気回路の問題が出来なくても、過去問さえちゃんと勉強すれば合格点をとることはできるので、そんなに気にしなくてもいいと思います。

一陸特・試験データ

試験主催団体:公益財産法人 日本無線協会
受験資格:特になし、誰でも受験できる

試験実施時期:2月上旬・6月上旬(平日木曜)・10月下旬(平日木曜)
出願時期:
6月期の試験 平成27年 4月 1日(水)から20日(月)まで
10月期の試験 平成27年 8月 1日(土)から20日(木)まで
2月期の試験 平成27年 12月 1日(火)から21日(月)まで
受験料:5,352円
写真:受験票貼付用 タテ3×ヨコ2.4
免許申請用 タテ3×ヨコ2.4
試験科目:無線工学24問・法規12問 4肢または5肢択一式
試験時間:午前(9:30~12:30)または午後(13:00~16:00)
3時間 ※1時間経過後、途中退室可能

合格率:(QCQ企画のサイトより抜粋・引用 )
平成27年2月 36%(1288/3593)
平成26年10月 28%(798/2851)
平成26年6月 26%(700/2744)
平成26年2月 38%(1339/3554)
平成25年10月 32%(936/2962)
平成25年6月 21%(619/2885)
平成25年2月 34%(1371/4022)


コメント

  1. NOBUSHI2011 より:

    法規は12問しかないので、新問出されると辛いですよね(汗)
    出題範囲は電波法関連だけですから、条文に目を通しておくのは良いと思います。
    今後は工担や1アマ辺りを考えている感じでしょうか?
    ともあれ、合格おめでとうございます。

    • miwa@管理人 より:

      >NOBUSHI2011さん
      意外と法規のほうが面倒じゃないか?ってことに気づいたのは試験直前期w

      工担というか、将来的には一陸技までいけるなら行きたいっすわ。
      難しいのはわかってるんですけどね(笑)さて何年先になるやら。

  2. 鋼のマンション管理士よしも より:

    初めまして、いつも拝見させてもらってます。

    ビジマネ対策は大丈夫ですか~?
    おれは西宮で受けますから、お互いがんばりましょうね。
    ちなみにLecの問題集は使えますよd(^-^)


    話は変わりますが、2年前に行政書士を8月から勉強して合格してました。
    勉強方はある程度参考になると思うので見てあげて下さい。

    http://www.lec-jp.com/gyousei/reason/pass/2013/speed01.html

    • miwa@管理人 より:

      鋼のマンション管理士よしもさん

      はじめまして、コメントありがとうございます。
      私もLECの問題集を使いましたよ!対策問題集1のほうだけですけど…。

      行政書士試験に合格されたんですね。すごいなぁ。
      再チャレンジはいつになるかはわかりませんが、参考にさせていただきますね。

  3. 受験勉強中 より:

    全く関係ないかもしれないのですが、偶然このサイトを見かけたので相談に乗っていただけませんか?

    私は今年大学受験を控えてるのですが、入りたい大学の学部で迷っています。
    その大学は俗にいうFランク大学で大学の名はあてにならないので、何か良い資格を取れる学部に行こうと思っています。

    ・実務経験を経て得られる資格に「第一級陸上特殊無線技士」「第三級海上特殊無線技士」と書いてある情報工学系の学部
    ・実務経験を経て得られる資格に「第一級陸上特殊無線技士」「第三級海上特殊無線技士」「電気主任技術者」と書いてある工学系の学部

    私としては情報工学系の分野に興味があるのでそちらに進みたいのですが…

    このサイトを拝見したところ管理人様は多数の資格を所持しているとのことなので、資格保持者としての意見を貰えたら幸いです。

    長文失礼しました。

    • miwa@管理人 より:

      >受験勉強中さん

      情報工学系か、工学系の学部か、卒業後に取れる資格を考えると工学系の方がよさそう、でも自分は情報工学の方に興味があるということで迷ってらっしゃるんですね。
      教員免許の取得を考えているなら話は別ですが、特殊無線技士も電気主任技術者試験も、どこの学部を出ていようが、受験資格の制限は特にありません。
      卒業後に実務経験をつんで取得する以外にも、在学中(あるいは卒業後)に自分で勉強して、試験を受けて取得することができる資格です。
      なので、工学系学部に進んでも、情報工学系学部に進んだとしても、その気になればどれも自力で取れます。
      (もっとも、電気主任技術者試験は難関なので、それが実務経験を積むことで取得できるのは魅力的ではありますが、肝心の実務経験をつめる会社や職種に就職しないとあまり意味がないわけですよね。)

      となると、4年間のカリキュラムのうち、どちらにより魅力を感じるか、自分の得意科目や不得意科目、その後の就職先や職種という点から比較して選ぶのがよいと思います。
      受験勉強、頑張ってくださいね!